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C・ニールセン版ソウルとダビデ

1986年のDKT舞台のTV放送版を、なんと2時間のフル放送まるまる英語の字幕付きで(!)YouTubeに挙げてくれた人がいるんです。なんと親切な!というわけで、消されないうちに鑑賞しましょう。36歳のアナセンも出てますよ。つまみ聴きには、JonathanとMikalの…

アナセン速報

今月は東京−京都を5往復くらいしていて、すっかり余裕が無くなっております。いえ、嬉しいんですけどね。コメントの返事も遅れがちで・・・ご容赦ください。さて、ゲネプロ直前まで風邪ですっかりお騒がせしたアナセンですが、良かったと言ってくださった方…

新国タンホイザーの写真を肴にグダグダ

本日は画像紹介から。ドーン! ぶーーーっっっ!!!(←お茶を吹く音)なんだその首から上だけ少女漫画は(キラキラ)。うまいこと体を隠して撮ってもらったね。これで舞台を想像しちゃ駄目です、みなさん!こんなわけはない!!現実に近いのはこちら。頭身…

新国タンホイザー(初日)

今年は年間タンホイザー鑑賞回数(全幕)が8回に達する見込みのstarboardですが、皆様いかがお過ごしですかー!私の人生史上でひとつの演目をこれだけの回数見るのは、これが最初で最後(にしたいもの)だと思いますが、面白いから遠征に合うタンホイザーの…

2/3(日)日本ワーグナー協会例会「タンホイザー出演者に訊く」

いよいよ明日プレミエですね。なんだか忙しくって、ブログの更新が全然出来ていません。ドキドキ。 ところで、関連でこんな催しが企画されています。このブログの読者には興味を持つ方もいらっしゃるかもしれないので、お知らせします。 http://www.wagner-j…

アナセンが日本にやってきた!YAH! YAH! YAH!

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すっかり間が空いてしまいましたが、新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。落ち込むことも多々あった昨年ですが、気を取り直して(ただし水には流さず蛇のように執念深く覚えていて行動に反映して)参りたいと思います。さて、アナセンか…

DKTタンホイザー(4) 私、あなたと同じ人間よ。女神様のように崇められたいわけじゃないわ。

本日のタイトルは実に エロゲ オタクくさい。クラシックの話題を書いているのに、なんでこんなものが出てきてしまうのか。ワーグナーがホントにそういうことを描いてるからである。というわけで本日は続きものである。 (1) (2) (3) 少し戻って、貴族達の入場…

ブエノスアイレス・コロン劇場の短縮版リング

ブエノスアイレスのコロン劇場といえば、音響が良いことで有名な劇場で、音響の世界3大歌劇場のひとつなんて言われますが、大改修中で閉鎖と心得ていたのですが、いつの間にか再開してたんですね。ということを知ったのも、アナセンからコロン劇場の短縮版リ…

年代別に辿るあの人

ものすごいウケる質問が来たので、ちょっと特集してみたくなりました。「いつも年齢より10歳は若く見られます(発言小町でありがちな台詞)」て奴でしょうか。まずはネットのあちこちから拾った画像&写真を紹介します。近々に私のPCの中身から追加しましょ…

DKTタンホイザー(3) ヘルマンは有能な領主で、タンホイザーはダメダメな奴である(今更だけど)

続き物です。→ (1) (2)さて2幕の3場である。と、その前に昨日の2場のラストである。ここではヴォルフラムの台詞があるのだがDKTタンホイザーからはカットである。お怒りになる人もいるかもしれないが、なんせあるロール用のパートを別のロールに歌わせたりす…

DKTタンホイザー(2) あなたって、私にひどいことしたわ

最近のやり取りから、なんとなく思い出して書きたくなったものの、書き出すのに何故か時間がかかっておりました、DKTタンホイザーです。DKTタンホイザーについては以前に書きかけたことがありますが、これは「ヴィーヌス=芸術・創作活動」「エリーザベト=…

内なる創作の女神に愛された男/DKTタンホイザー(1) (再掲)

再掲です。初出は一年半前 → http://d.hatena.ne.jp/starboard/20110626 タンホイザーは、本当にしょうがない奴だなあ(←「のび太君はしょうがないなあ」って言うドラえもんの口調で)。初見で大変なことになったDKTタンホイザーですが、通して観ましたよ。…

ROHラインの黄金 2回目

そんなわけで始まる前から、るんるん気分。本日の座席はオーケストラ(1階席、平土間)の3列目。中央からちょい下手寄り。毎日々々電話し続けた成果です。もうちょいオケピから離れたかったけど、蓋を開けたら丁度良かったかも。座席からステージを撮ろうと…

旅の写真

風景編 人物とオペラ編 ロンドンと、ついでにデンマーク&マルメの旅の写真を整理しました。今回は、新しく導入したカメラマン君がなかなかの仕事っぷりなので、彼の仕事はボツショット無しで全公開してみました。人物編の前半の変な見上げアングルの写真が…

ラインの黄金@ROH プレミエ

やっとラインの黄金の話。2回観たうちの1サイクルめ。座席はStalls Circleの3列目で一番ステージ寄りのブロックの次のブロックのステージ側の端席です。オーケストラの座席で10〜11列目相当くらい。歌手は近く見えます。視界が上の階の天井で遮られて三角に…

オーフス・ジークフリート 1幕公開

オーフス・ジークフリートのマシな映像を入手したので*1、1幕だけまるごと公開してみました。お楽しみください。 DEN JYSKE OPERA, Siegfried, 26 and 28 August 1994 Conductor: Francesco Cristofoli Staging: Klaus Hoffmeyer (Assistant: Kasper Holten)…

今秋のインタビュー

こっそり後から日記。アナセンから今年秋に日本語になる予定のインタビュー(の回答)を転送してもらった。内容は、相変わらずちょっと煙に巻くようなところがある。どの部分が活字になるか楽しみ。本当に来るのだなあ。なんだか吃驚。

DKTパルジファル(続)

前編はこちらです。舞台写真はこちら。さてそういうわけで、大変素晴らしい合唱と共に前にせり出してきたセット、そして血のにじむ包帯に薄汚れたパジャマ姿の男達という、決して美しくないシーンは、ありがちな観念的な現代演出って感じです。そしてティト…

最近の私はちょっと落ち込んでいる

アナセンの来日に合わせて企画していたリサイタルが、いろいろ協力してもらえて(デンマークでの協力者を探すより日本で探す方が難しいとはこれいかに!)、折角日程も会場もついでにプログラムも決まってきて、関西の知人友人みんなに伝えて皆来てくれるっ…

スティー・アナセン覚書(新国タンホイザーが気になる人のために)

アナセン?アンデルセン?アンダーセン? "Stig Andersen"は、現地語(デンマーク語)読みではスティー・アナセンです。本当は「アナスン」の方が近いと思いますが、最近のデンマーク語の日本語表記では、Andersenは「アナセン」と表記する例が多いみたいで…

リハーサル見学@オーデンセ

やっと、やっと、やっと、普通にネットのつながるホテルに移ってきました。やったー!でもこれで寝不足の日々に逆戻りだったりして。明日からオーデンセでコンサートがあるので、コペンからオーデンセに移ってきました。オーデンセはニールセンと(童話の)…

アナセンのタンホイザー@日本!?

大事件です!!なんと!アナセンが日本でタンホイザー歌うって!てゆうか東京って書いてある。あわわわわ。1月に東京でタンホイザーって、新国だよね。発表キャストはスェーデン人のクレーヴェマンだった筈では。最近は言及すると文句にしかならないので書い…

マンチェスターのサンタ(2)

昨日の続きです。と、その前に、昨日あんなことを書いたら、タンホイザーのDVD面白くないみたいじゃないですか。ちゃんと、いつも通り面白いですよ。ただ、コペハンリングの奇跡と比べちゃうから分が悪いだけで。だってDKTの後に観ちゃうと、例えば、放送と…

マンチェスターのサンタ(1)

クリスマスは心温まる話でもしないとね。クリスマスといえばサンタ。というわけでサンタの話をしよう、うん。あ、わたしのサンタはこの人ですから。この写真撮ったときから一年経ったんだなあ。というわけで前回サンタに会ったときの話から書き残しを。半年…

アナセンのトリイゾ音源もうひとつ

DKTのトリイゾは音だけで聴きたい人には向かないかもしれないので、もひとつ音源を紹介しておきます。2004年のローマの公演です。 Act 1 Act 2 Act 3

3月にコンサートが!@オーデンセ

ねえ!聞いて聞いて!大事件なの!!(←大事件なのは君にとってだけだよ!)オーデンセであるというアナセンのコンサートの日程が、なんと3/29と30の組合せだから、DKTパルジファル(3/22と26)のついでに行けちゃいそうな日程なの!嘘っ!こんな都合のいい…

マンチェスターのワルキューレ1幕@録音ver.

昨日深夜にBBCで放送されたマンチェスターのワルキューレを無限リピートしてますが、これがよくってよくって、ついつい締まりのない顔になりっ放しの本日でした。やっぱり好き。アナセン大好きー。まとわりついてスリスリして「大好き!大好き!」っていっぱ…

喝采とブーイングの間で

みなさん、満場のブーイングって体験したことありますか?私はあります。そして、それが、演出でも主催者に対するものでもなく、全幕歌いきった歌手に対するものだったら・・・? さて、本日は上海にリングを観に行ってから、はじめてアナセンのパフォーマン…

スケジュール・メモ

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アナセンのエージェントのスケジュールの記載が大幅に新しくなっていたのでメモ。スケジュールリストも更新しました。もう2012年の後半もスケジュール出てる。大体聞いてたけど、オーデンセのコンサート(たぶんソロ・リサイタル?)と、NYでサロネンとグレ…

2011/2012シーズンはサロメから

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パリのサロメのレビューがぽろぽろ出てますねー。シーズンプレミエだったので注目度も高かったようです。概ね好評みたいで、ほっとしました。バスティーユはやたら広そうに見えるけど音響的には親密な感じなのかな?今シーズンはバスティーユとかROHとか大箱…