びわ湖ホール声楽アンサンブル@ブライトンホテル

職場というのは、こっちが帰るそぶりを見せると声をかけられるもので、本日もそのパターンに漏れず、昼間になんぼでも時間あるのに何故か帰りがけにあれもこれもとなり、外出が控えているので明日ねってわけにも行かず、結果的にプログラムが半分経過したところから会場に入りました。

この暑さで出演者の誰かが倒れたらしく、当初のプログラムから変更されての進行だった模様。というわけで配られた曲目と一致しないので誰がどれを歌ったか定かではないのですが、とはいえ、元のレパートリーと付き合わせれば分からんでもないのですが、ま、出演者と曲目だけ書いときます。

2012年7月30日 (月) 京都ブライトンホテル リレー音楽祭 659夜
出演者 びわ湖ホール声楽アンサンブル 上田祥子、基村昌代、小林久美子、松本 晃、津國直樹、西田昭広*1
ピアノ:左成洋子
プログラム(後半のみ)
トスカから「歌に生き、恋に生き」
トスカから「星は光りぬ」
ラ・ボエーム「私が街を歩くと」
ドン・カルロ「むごい運命」
メリー・ウィドウのワルツ
ナブッコより「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」

軽いプログラムなんで、印象に残ったところだけ。到着して最初に聞いたトスカの「歌に生き、恋に生き」。これは声の響きが素晴らしく効果的で、まさにクリスタルのような響きで、しかもあの会場の、奥行きの小さい劇場のようなプロポーションがうまいこと合って、いきなり度肝を抜かれる結果となりました。こういうのって、逆にホールでは無かったりしますよね。決して容積が小さい空間でもないのに非常に効果的で、この会場で声楽を聴くのはかなり楽しみです。

*1:たぶん病欠