PACの定期チケットがプラチナ化していて驚いた。

先週の週末の話ですが、PACの1月の定期のチケットの発売日だったのです。あ、PACというのは、Hyogo Performing Arts Centerの後ろの3つの頭文字をとった名称で、専属オーケストラである兵庫芸術文化センター管弦楽団をPACオケというように呼ぶようです。

で、先行予約会員になっているので先行予約でとろうと思ってて、うっかり発売時間にアクセスするのを忘れてて、その日の昼にチェックしたら先行予約分完売ですよ!でも芸文センターは先行予約の方が集中しがちで一般発売日の方が狙い目なことが多いので、一般発売の日こそゲットしようと思って、劇場直売分と他のチケット販売サービスのURLを準備して万全の体制で臨んだら、自分の分はなんとか確保したものの、ものすごい秒殺で驚きました。どのサイトも速攻で売り切れ。元々芸文センターは自分とこで殆どチケット吐けるので、あまり他所のチケット販売には回してないんじゃないかな。

それが、驚きなのは、ここ定期が3日もあるんですよ。それなのに発売直後に完売なんです。国内オケの定期が3日あって即完売って、ちょっとすごくないですか。うーむ、すごい。ちなみに話題の対象はこのコンサートです。
http://hpac-orc.jp/concert/20120120.php
これも行きたいのだが、ちょっと出遅れたら完売してた。
http://hpac-orc.jp/concert/20111231.php

まあ、これらの回は指揮者人気も大きかったのでしょう。ベルリンフィルの話題の直後なので、浮動票を掴むにも良かったのでしょう。それにしても定期3日で即完売はすごいなあ。ここの定期は、こんな直後完売パターンではないけど、結構完売も出してるようだし。

私は一度だけ定期に足を運んだことがあるけど、これで定期3日出来るのかあ、神戸のお客さんは優しいなあって感想でした。ただ、いま思うと、やっぱオケと街の歴史とか*1、定期外の活動とかPRとか、チケット価格とか、そんだけのことをしてるんですよね。チケット価格は、一番高いランクでも4千円で、3千円、2千円、千円と用意されてて入りやすいです。どの程度採算がとれてるか分からないので、安けりゃいいってもんじゃないかもしれないけど、映画代くらいで試せるなら来る人も増えるのかなあと思いました。価格だけでもダメで、PRがマストですけど。安いチケットがあってもPR不足だと、世間的には無いのと一緒ですからね。

あ、発売即完売でびっくりしたって話から大分ずれてしまった。

*1:震災から立ち直る過程の神戸の歴史と共にあった。