2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

MET来日公演の日程と会場

MET来日公演の日程と会場が発表になってました。後々の変更等を追いかけるために、情報保全しておきます。 http://www.metoperafamily.org/metopera/news/press/detail.aspx?id=10808 Complete repertoire, casting, dates and locations of all performance…

ブラナーの魔笛(2) 映画ファンのためのオペラ映画

オペラファンのためのオペラ映画ではないよねーと思います。そもそもの発端からして、英訳歌詞によるオペラ普及を目的とする財団(ピーター・ムーア財団)が、あえてオペラ経験のない監督に依頼するという企画ですしね。オペラを観ない、これまで観たことが…

ウィーンのドンジョ

今週も目新しいものは無し。3局でドンジョの放送。 NOV 28 Sat, GMT0200/JST1100KTEP, El Paso, Texas, USAhttp://www.ktep.org/live.ram NOV 29 Sun, GMT0000/JST0900WDAV, Davidson, North Carolina, USAhttp://www.operacast.com/wdav1.m3u NOV 29 Sun, G…

自分の中の優先順位

最近の来日公演の話題がきっかけで改めて自覚したんですが、私の中のオペラ公演に関する優先順位って、こうなってるらしいです。 パーペ(この人は別格)>オケと音響>>(超えられない壁)>>>>>その他歌手、演出 でもレポ書くと、大抵「その他歌手、…

初心者が初心者に語る間違ったオペラ(一幕)

というわけで、「初心者が初心者に語る間違ったオペラ」の一幕をお送りします。二幕はこちらです。なお、この日の続きです。これを探すためにチャットのログを漁ってたら、オペラにハマった瞬間を発見してしまいました。チャットのメンバーの貼ったYoutube動…

ROHドン・カルロを観た

YouTubeにアップされていたので、2幕のフランドルの処刑のところだけ映像を観ました(他は音だけ聴いてました)。簡単に感想を。つーかこれを観ながらスカラ座公演を思い出して反芻してました(ぐふぐふ*1)。 http://www.youtube.com/watch?v=R9jmAuVAbGQ h…

MET来日公演の公式サイトが出来たそうです。

こちらです。http://www.japanarts.co.jp/MET2011/ドン・カルロの説明で、フィリポ、フィリッポ、フェリペの3種の表記が共存するのはどうなんだ。どうせそのうち訂正されるだろうけど。キャストのページの写真が、さすがMETだ。うわはははは。もう笑うしかな…

留守します

予告した「初心者が初心者に語る間違ったオペラ」の一幕を書きたいのだが、元ネタのチャットログが行方不明になってしまった。探しますのでお待ちください。ところでちと留守しますので更新が滞ります。出先でネットにつながったら更新するかもしれません。…

スカラ座のラインの黄金がライブビューイング対象に

ロサンゼルス・タイムのウェブニュースに映画館でのオペラのライブ配信の記事がありました。なんでこれが右舷日記ネタなのかというと、来年5月のスカラ座のラインの黄金がリストアップされているからなのです。 http://latimesblogs.latimes.com/culturemons…

ブラナーの魔笛(1) まずは思い出話

書く書くと言ってた魔笛の筆が進まない。ブラナーの魔笛について、何から書けばいいんだろう。もう音楽の印象は残ってないんですよね。その後にインパクトの大きい色んな経験を重ねちゃって、はるか遠い昔の話みたいな印象になってるし。聴きどころが分から…

今日は某大のNFというものに行っていた

学部生が背伸びしながら大人ぶって見せるジャズ隊が可愛かった。

ラルペッジャータは一般ウケが良すぎる

例のごとくオタ友*1の集まるチャットでグダグダやっていて、今日こんなん行ってきたよーってネタでラルペッジャータのYouTubeのクリップを貼ったら、みんなこれなら行きたい!と言い出したので吃驚した。何が彼らの心にヒットしたのだろう。ついでに、どうせ…

ドミンゴのヴェルレクとウィーンのドンジョ

ここ数週登場しなくて寂しいなと思ってたら急に多数局にお目見え。でも内容は特に目新しいものは無し。 11/21(Sat), GMT1800/EST1300/JST+0300(11/22) WQXR, New York, New York, USA http://wqxr.org/stream/wqxr/windows.asx 1:00PM Saturday Opera: Verdi…

2009-2010シーズンの計画とか。

ここの読者的には特に目新しい情報はないかもですが、一応メモ。 http://www.21cmediagroup.com/mediacenter/newsitem.php?i=313 René Pape Debuts as Wotan at La Scala Milan in May 2010, in New Production of Wagner’s Rheingold under Daniel Barenboi…

私は粘着気質らしい。

おかしいな、よく正反対の性質だって言われるんだけど。積聴ディスクの山になかなか手を出す気になりません。一枚を聴いた後に、なんか次に手を出す気になれないんですよね。一枚聴くとお腹いっぱい感もあるし、次のインプットをしてしまうと感じたものがど…

2010年ザルツブルグ音楽祭・コンサート

ザルツブルグ音楽祭のパーペ出演予定がもうひとつありました。 http://www.salzburgerfestspiele.at/konzert/detail/pid/4363/id/683/ Vienna Philharmonic 1 50 Jahre Großes Festspielhaus 26,27 July, 20:00 LUDWIG V. BEETHOVEN • Concerto for Piano an…

ホールの座席と音響

何故か一部の読者に人気があるらしい音響ネタ。本日は、購読しているblogで興味深い記載を見つけたので、備忘録を兼ねて紹介します。今後もこの手の情報を見つける度に集めてみようと思います。読者の方も参考になりそうな記載を見つけたら教えてください。 …

天地創造/ショルティ+シカゴ響

久々に新しいCDを卸して聴いてみました。というわけで今日の一枚。 Haydn: Die Schoepfung (The Creation)オーケストラ: Chicago Symphony Orchestra指揮: Georg Solti, Margaret Hillis作曲: Franz Joseph HaydnCD (1995/2/14)レーベル: Deccaソリスト: Rut…

天地創造/シュライアー(再)

ついでにシュライアーの天地創造についての再発見。前のレビューはこちら。結構ショックだったのが、これ音だけで聴くとしんどかった。あとどう考えてもエンジニアがミスってないかと思う箇所があるんだけど、なんだろうあれ。同じように感じた方いらっしゃ…

母とウナギ

カタリーナ・タールバッハつながりでブリキの太鼓のあらすじを読んでいたらウナギが登場したので、あれ?と思ってMutter@Mein Herz Brenntの訳詞を見たら、やっぱりウナギだった。ドイツにはウナギと妊娠に関する迷信でもあるのだろうか。ご存知の方いたら…

2010年のザルツブルグ音楽祭・エレクトラ

ふと気がつくと、左側のタイトル一覧にパペトークがひとつもない!パペトークの無い右舷日記なんて!右舷日記のアイデンティティクライシスです。というわけで最近各所で話題になっている来年のザルツブルグ音楽祭情報をメモっておきましょう。 http://www.s…

こめかみから30センチ/「またやっちまった!」の謎が解けたの巻

「またやっちまった!」とは、録音に慣れ過ぎて、実演に接したときに「なにか足りない」と感じてしまう現象のことです。「はああ〜〜?実演より録音がいい〜?耳が腐ってるんじゃないの?」と言われてしまいそうですが、あるんですよ、これ。ちなみに、この…

今日は昨日の余波で。

フィリップ・ジャルスキー&ラルペッジャータのビデオを2本(3曲)。 http://www.youtube.com/watch?v=woh1d7QxIKA Sì dolce è, Ohimè ch'io cado, 2曲続けて http://www.youtube.com/watch?v=EZ-VsKB_tNw Ciaccona del Paradiso e del Inferno @ おっさん2…

フィリップ・ジャルスキー&ラルペッジャータ@大阪

galahadさんのレポを読んで、この部分にズキューン!と来たので、当日券で行ってきちゃいました。 http://galahad.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-bea9.html コルネットとの演奏の時に、完全にブレンドされていて個別の楽器の音が聴こえなくなるんです…

魔笛の苦手な箇所

ううーん、なにか、不満を書くのは気が進まないなあ。というか、明日のことで超迷っていて気が散りまくっているので、それどころじゃない私です。とりあえず不満の中身じゃなくて、苦手な箇所を書いてしまおう。それは、パミーナがタミーノの心が離れたと思…

魔笛を後回しにしていた理由

実は魔笛って、あんまりストーリーが好きじゃないんですよ。見ていて必ずしんどくなるところがあるので。その理由ってのが、なんか自分でもよくわかってなかったんですけど、フェミニズム的なものだったんですよね。もちろんその時点で見てたのはブラナーの…

スカラ座ヴェルレク・ハイビジョン編

本当にしつこいですな私は。本日放送されたNHK BShiのヴェルレク観てました。 http://www.nhk.or.jp/bsclassic/hvwth/ 《 NHK音楽祭 2009 》 ダニエル・バレンボイム指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団 11月8日(日) 00時00分20秒 〜 01時37分50秒 [1時間37分30秒]…

ブラナーと私

魔笛について書く前にケネス・ブラナーと私について書いておかねばなるまい。ケネス・ブラナーを知ったのは、映画「から騒ぎ」の公開時でした。どちらかというと、(映画)俳優として*1よりは監督として好きな人でありまして、監督作品はチェックしています…

次に何しよう

そろそろスカラ座来日公演からずっと続けてきた一連の連載(しかし長かった、2ヶ月以上も連載してるじゃん)も終わったことだし、さて次は何に手を付けようと考えました。どうせ一回はじめたら年末まで引っ張るだろうから(おい)、今からポツポツ書いて、お…

クラシカル・クロスオーバーに求めるもの

元々こちらの記事がきっかけで考えた文章ですが、言いたいことを全部詰め込むとコメントとしては長過ぎ&元記事と関連が薄くなったので、自分のblog用の文章として使いまわしちゃいます。私は本気のオペラ曲や声楽曲よりクロスオーバー的な存在が好きで、特…