「森は生きている」は1回聴いて以来、どうもじわっと涙腺を刺激する旋律が多くて困る。あの「燃えろ、燃えろ・・・」とかもそうである。シーンが変わると全く刺激しないので、これは音楽にそういうものが入っているんだろう。後半で12月の精が出てくるところ…

今月はオペラ多目です。日本語一行解説は、オペラと声楽と適当に目についたところだけ。さて毎度お馴染み今月のP2 Koncerten＠デンマーク国営放送DRです。P2 Koncertenはデンマーク国内外のライブを放送する番組で、現地時間で毎日19〜22時に放送されます。…

ロンドン旅行の最後の始末、残債のあるiPhone紛失事件の顛末です。もう一台ある携帯にiPhoneの番号から転送してこの1ヶ月しのいでいたのですが、残債も残ってるし契約を切るわけにもいかないし*1、何よりも出先でWi-Fi使えないと困る。日常的にはなんとか我…

住宅街の中の知る人ぞ知るマイナーな立地にある京都ブライトンホテルが、毎年この時期に音楽祭を開催しているようです。顔ぶれを見たら、結構すごい。声楽プログラムも結構あります。今年は通算630夜めから始まるそうで、こんなに長く続いてるイベントなので…

I want to get a ticket of DAS RHEINGOLD on 2nd October 2012, the second ring cycle in the Royal Opera House, LONDON. I can offer the following tickets of this season's ROH ring cycles for exchange. I am waiting your comment having an inter…

http://d.hatena.ne.jp/starboard/20120622

苦手で苦手で仕方無い電話を、意を決してした。Intermezzoさんとこの情報は正しくて、今日は本当にリングのリターンチケットの放出が始まる日だった。サイクル1は二重にゲットしちゃったよ。最後列だけど、Stalls Circleのサイドのまあまあ舞台寄りが入手出…

ヘルシンキ（フィンランド）のオペラハウス ooppera の来年のプログラムを見ていたら、これは狙ってみたいかも、と思いました。時期的に丁度よい時期に「トリスタンとイゾルデ」があって、トリスタンはRDスミスでマルケがサルミネンなんだけど、イゾルデの M…

かなり頑張っていたと思う。京都オペラ協会は「若手音楽家にオペラへの出演の場を提供するとともに、一般の方が気軽にオペラを鑑賞できるように、リーズナブルな入場料金とすることに努めています」とのこと。大賛成だ。子供向けのゲネプロ公開も行っている…

こっそり後から日記。アナセンから今年秋に日本語になる予定のインタビュー（の回答）を転送してもらった。内容は、相変わらずちょっと煙に巻くようなところがある。どの部分が活字になるか楽しみ。本当に来るのだなあ。なんだか吃驚。

なんて亀の歩みの鑑賞記なんでしょう！だってー。これ、あんま面白くなかったんだもの。そういうときは筆が鈍りますよね。すごいダメじゃないんだけど、何か物足りない。そういう鈍い不満というか。なりよりも楽しみだったのがガッティの指揮だったんだけど…

私はガッティ・ラバーです。ロンドンでの第一日目のファルスタッフはガッティの指揮が目当てで足を運んだ公演でした。とは言っても、航空機や荷物の遅延による足止めを警戒して本命公演の当日入りを避けたい→前日入りするなら何か観たい→うまいこと前日に丁…

先日DRで放送されたデンマークオペラ Poul Schierbeck: Fete galante が面白くて溜まらない。なんでも作曲後50年も演奏されなかった作品の初演なんだそうだ。基本くすくすオペラで、何もストーリーを知らなくても、今何をやってるのか分かってしまうような、…

ROHのリングサイクルの切符は、去年（公演一年前！）のサイクル販売だけで完売していて、シングル販売はなさそうな気配です。去年、一応サイクル1とサイクル3のAmphitheaterの立見席だけ保険のつもりで確保していて*1、シングル販売はじまったら本命の切符を…

この日は京都会館第一ホールの解体差止を求める住民監査請求に行ってきました。陳述が9名、傍聴が76名と、監査請求としては参加者の多い場になったのではないかと思います。色んな視点からの陳述があったのですが、私からは、監査請求書にある「市はこれまで…

まあまあ楽しめたけど、ってとこかな。舞台に大きめの壁セットを置いて割と狭めに使っていて、そこに大人数の合唱が入って入り乱れるものだから視覚的には迫力満点。このセットはどこかで見たと思ったら「ねじの回転」で見ていたのでした。3幕で窓の形が変わ…

全然レポが間に合ってませんが、ウィーンでの経験は、一言でまとめると、 ウィーン・フィル定期「グレの歌」 → 最悪！今年のワースト決定！ ウィーン国立歌劇場「フィガロの結婚」 → まあまあ。でも、こんなもんかなー？ ウィーン国立歌劇場「トスカ」 → ウ…

この日は所属先の創立記念行事の音楽会へ行って来ました。ここには基本的にクローズドのイベントは書いてないんですが、演奏がかなり良かったのと、思うところがあったので。小餅谷哲男さん（テノール）と林田明子さん（ソプラノ）によるピアノ伴奏のコンサ…

いつか聴きたいと思いつつ、ここんとこ名前を見かけなかったイーグレンの名前が。しかも一番聴きたいブリュンヒルデだ。でもコンサートパフォーマンスだ。しかも4時間のミニ・リングだって*1。やっぱ理由があって舞台から離れてたのかなあ。コンサート止まり…

(1) (2) の続きです。さくさく行きましょう。時系列レポはさっさと終えて、全体のインプレッションを書きたいのです。ロンドンのことも書きたいし。そういうわけで赤い粘膜っぽいものにパックリ飲み込まれ*1、パルジファルには花の乙女のソリスト陣が、コピ…

前編はこちらです。舞台写真はこちら。さてそういうわけで、大変素晴らしい合唱と共に前にせり出してきたセット、そして血のにじむ包帯に薄汚れたパジャマ姿の男達という、決して美しくないシーンは、ありがちな観念的な現代演出って感じです。そしてティト…

iPhoneを無くしたダメージは思いのほか続いていて、ロンドン旅行記もそのひとつ。最近私はiPhoneとBluetoothキーボードの組合せでなんでもやっていて、ブログの公演レポなんかは公演帰りにお茶を飲みながら、あるいは帰りの交通手段の途中で書くことにしてお…

今回は良かった。サウンド的にも、スペシャルじゃないものの納得が行く出来だったし、なにより元気があってよろしい。そんなクラシックのコンサートに朝礼で小学生相手に言うようなことを言っててどうするよって感じだが、これが「らしい」と思うんだもの。…

いつか書こうと思ってて今回聴いてて思い出したんだけど、R.ストラウスのセレナーデって、前奏聴いてると「マハリーク・マハリーク・・・」って歌いだしたくなりませんか。いや冒頭の発音も似てるんだけど、なんかその後の展開も、とても魔女ッ子な感じがす…

すっかり小ホールで声楽を聴くのが楽しみになって来て、今回も行って参りました。みなさんさすが安定してるというか、どなたもすっかり楽しめたのですが、私的に、今回特記しておきたいのは次のお3方。まずこの方が目当てで足を運んだという竹田さん。シュー…

これまでにバレエの全幕公演は4〜5回観てますが、あんま退屈とかしたこと無かったのですが、これはちょっと退屈だったかなあ。演奏は良かったし、セットは簡素なものの衣装は凝っていてシーンが変わる毎に楽しめるのですが、なんか、ちゃんとしてるんだろう…

本日はシュツットガルト・バレエ「じゃじゃ馬馴らし」＠兵庫芸文（大）と、関西二期会ドイツ歌曲＠兵庫芸文（小）をはしごして来ましたよ。それはともかく、未だに携帯を無くした余波から抜け切れず、困っています。iPhoneだったのでPCにバックアップデータ…

いつものメモです。 http://ja-opera.seesaa.net/article/273434810.html 2010年「椿姫」「ラ・ボーエム」で観客を魅了した『トリノ王立歌劇場』が2013年に再来日を果たします！ 2013年はヴェルディ・イヤーの決定版、「トスカ」、「仮面舞踏会」を披露、演…

ロンドン→コペンハーゲン→ウィーン→ロンドンと駆け足で廻った慌しい旅行から帰って参りました。2日目の夜に携帯電話（iPhone）を無くし、何もかもiPhoneで管理していたので大変なことになりつつ、なんとか帰ってきました。携帯は無くすわ、カメラは壊れるわ…