2011年振り返り。 - 右舷日記

昨年はたいへんお世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。

相変わらず変なことばかり言っている当ブログですが、ゆるゆると見守ってやって頂ければ幸いです。このブログがあなたの感じたことと違うことを言っていた場合は、（感覚が）おかしいのは100％このブログの方ですので、くれぐれも振り回されないようにお願いします。

さて、昨年の振り返りなどを。ざっと昨年行ったコンサートレポをリンク付きリストにしてみようかと思いましたが、チケットの束を取り出してみたら有り得ない厚さになったので、あっという間に挫折しました。とりあえず手元のチケットの束を数えたところ、国内で53公演、海外11公演ありました。2011年は海外が遠征1回だけなので少なかったですね（直前が12月だったからなあ）。去年の思い残しといえば、9月にパリに行かなかったことです。航空券がないとか言ってないで行けば良かった。

2011年のオペラ鑑賞分だけを抜き出してみました。ガラや一部の曲などのプログラムは含まないが、幕をまるごと以上やった場合とハイライトでも通して上演した場合は入れてみました。32公演ありました。最近プロフィールに年間オペラ鑑賞数30〜40とか書いちゃってるので、嘘をつかないで済みました。震災があって2ヶ月以上お休みして、さらに海外遠征1回だけなのに30超えたのは、まあ頑張った方かと。なんだかタイトルの書式が統一されていませんが、日記のタイトルをほぼそのままコピペしてます。レポを連続して読みたい方は、鑑賞記／オペラをクリックすると便利です。

02/15　パルジファル3幕（マリインスキー・ワーグナーの夕べ）
02/17　椿姫＠新国立劇場
02/20　イリス＠京都コンサートホール
03/03　セビリヤの理髪師＠シンフォニーホール（かんでんクラシック）
03/05　アイーダ＠びわ湖ホール 1日目
03/06　アイーダ＠びわ湖ホール 2日目
03/10　椿姫＠兵庫芸文センター
05/28　関西二期会つばめ
05/31　関西フィル・ジークフリート1幕（コンサート形式）
06/05　ドン・カルロ＠メト来日公演名古屋
07/08　羊飼いの王＠チューリヒ
07/09　ダムラウリサイタル、パルジファル＠チューリヒ
07/11　サンドリオン＠ROH
07/12　マダムバタフライ＠ROH
07/13　つばめ＠Holland Park Opera
07/14　トスカ＠ROH
07/15-16　ワルキューレ（コンサート形式）＠マンチェスター
07/21　こうもり＠兵庫芸文
08/06　こどもオペラ「パルジファルとふしぎな聖杯」＠兵庫芸文
09/03　ラ・ボエーム＠春秋座
09/11　ボローニャ歌劇場来日公演「清教徒」＠びわ湖ホール
09/23　バーデン市劇場カルメン＠びわ湖ホール
09/24　ラ・ファヴォリータ＠みつなかオペラ
09/27　ロベルト・デヴェリュー＠バイエルン国立歌劇場来日公演
09/29　ローエングリン＠バイエルン国立歌劇場来日公演
10/08　魔笛＠びわ湖ホール
10/10　フィガロの結婚＠京都会館
10/16　ねじの回転＠ザ・カレッジ・オペラハウス
10/23　リゴレットハイライト（東住吉音楽祭2011）
11/13　イル・トロヴァーレ＠関西歌劇団
11/27　メリー・ウィドゥ＠大東サーティホール
12/05　ドン・ジョバンニ＠びわ湖ホール

昨年のベストは、びわ湖のアイーダ一日目と、みつなかオペラが甲乙付け難いなあ。兵庫の椿姫の会場まるごとすすり泣きもすごかった。こどもオペラのパルジファルやびわ湖のオペラ入門魔笛にも、思いがけず泣かされたっけ。関西歌劇団のイル・トロヴァーレと関西二期会のフィガロも充実してた。春愁座ラ・ボエームもホロっとした。京響イリスやねじの回転にも唸らされた。関西ローカル圧勝の年だった。これでも行けなかったローカル公演まだまだあったから、来年はもっと行くつもり。ローカルなのは情報がなかなか得られないので、本当にたまたま知ったって感じなので、お気づきの方は情報お寄せくださると嬉しいです。私は市民オペラ的な手作り公演ってよく感じる方で、カーテンコールなんてうるっと来ちゃう方なので、喜んで馳せ参じます。

さて海外組は少し寂しくて、文句無しに良かったのは、ボローニャの清教徒、ROHサンドリヨンかなあ。どっちも、オケと歌の両立が良かった。マンチェスターのワルキューレは、人生で大切なことを教えてくれた経験だったけど、やっぱり主要キャストに不満が残ったから。2幕で終わったら良かったんだけど。総合評価では次点だけど個別に良かったのは、ガッティのパルジファル、ボータのローエングリンかな。最中や直後に受けた印象と、時間が経ってから心に残っていることって結構違っていたりします。