ついに我慢しきれなくなって原発にモノ申す!

3月か4月頃に書いて封印しておいた文章(の趣旨)を、東海村村長の発言を見て、発作的に開封してしまった。

  • 激しく同意>東海村村長「この国は原発をもつ能力はない」
  • 原発安全神話が何故出来たのかって、「事故があってはならないプロジェクトは、単に事故を隠蔽するプロジェクトになる」からである。
  • 上が事故を隠す=>中間も隠す=>下も隠す。上が隠蔽体質なのに現場だけ正直であり続けることは無理。どんなに現場にやる気があっても無理。
  • こういう現場でまともなものづくりが出来る筈がない。原発には日本の工業の技術水準はない。現場経験があればすぐ分かる。
  • わたしは日本の技術者連中が何故これを言わないか、ずっと不思議だった。原発の問題は、技術の問題ではない。技術マネジメントの問題だ。
  • 線量管理で技術者が熟練しない(出来ない)のが必然であることも問題だが、それ以上に「事故があってはならないプロジェクトは、単に事故を隠蔽するプロジェクトになる」が決定的にマズい。日本には「事故があってはならないプロジェクト」を扱う能力がない。長年の事故隠し体質がそれを証明している。
  • 別の表現で「事故があってはならないプロジェクト=単に事故が報告されないプロジェクト」というのもあったな。