私はやっぱり1階の音は好きじゃないらしい

この週末は、ジャズのビッグバンドのアマチュアの演奏を聴く機会があって、小規模の会場で数バンドが1時間くらいずつ交代しながら演奏していくというものなんですが、会場が結構面白い構造になってて、出入り自由で演奏中でも割と動ける雰囲気だったので、場所を変えながら聴くということをやってました。つーか最初前の方で聴いていたら、あまりにもホーンがうるさいので*1立ってしまって、後方に移ったらそうでもないな、じゃあ次は階段では?吹き抜けでは?2階では?なんてことをやり始めたのです。

まあ、ジャンル違いだしアマだし・・・・といえばその通りなんですが、管が目立ちすぎるということでは先日来の印象の見事な再現となっていたので、これはもう私は1階で聞くのは止めようと思いました。海外で同じ公演を3回見る機会があったら1回くらい試すかなレベル。ちゃんとした演奏会で演奏中に移動しながら音を試すなんて出来ないから、貴重な機会でした。会場が残響的に分かりやすい場所だったのもラッキーでした。

こういうこと書きながら、音響がどうのこうの言うのは聴けてない人間の証拠のような気がして、微妙にビビってたりします。なんかね、あんまし自分の感覚に自信がないというか、同じものを聴いていても他の人はもっと多くの情報を得ているのに自分だけそのチャンネルが無くて、だから総合的なことが味わえてなくて、音なら音だけみたいな還元的な要素が気になって仕方無いんじゃないのかと思うんですよ。そんなこんなで、音楽はずっと苦手意識があったのですが、何故私は今こんなBlog書いてるんだろう。

*1:うるさい=バランスの問題として目立ちすぎてるという意味です。