パペフィリポは40代
先日の年齢ネタ関連で最近気付いたことをひとつ。パーペがソロアルバムのプロモ用インタビューでフィリポとマルケのことを40代中盤から後半と語っていました。今ちょうど追いついたくらい?
Rene Pape- EPK and Interview
そっかー。元々そういうイメージで歌ってたんだ。この役は白髪がどうしたとか老人だと思って馬鹿にするなとか出てくるからみんなものすごい年寄りをイメージしてるらしいけど、それプラス歴代フィリポ歌いのイメージもあるだろうけど、必ずしもそれ一辺倒じゃなくてもいいかもね。大体この人を「頭に霜を抱く老人」とやらにしたのはシラーなんだけどさ、キャラクターの性格や行動が全然違うんで、毎度そこの部分がとってつけたように感じちゃうんだよね。モデルとなった史実からあえて変えてるわけだし、こういう設定にした作劇上の必要性って何だろう。若い精力的な王と元婚約者達の悲劇にしといた方が、現実味があって良かったんじゃないかと思うんですが・・・・現実味と表現してよいものかどうか分かりませんが、フィリポとエリザベッタの組合せが、「愛されてもおかしくない→でも愛されない」パターンの方が、最初からちょっと無理があるんじゃないのーって組合せより盛り上がりませんか。これは現代の感覚過ぎますか。
折角作ったので年齢表の再掲しときます。
年 | 事件 | 年齢 | フィリペ2世 | カルロ エリザベッタ |
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1527 | フィリペ2世生 | |||
1545 | 長男カルロ生 | 18 | ||
1559 | エリザベッタと結婚 | 32 | 14 | |
1568 | カルロ&エリザベッタ死亡 | 41 | 23 |