スカラ座ヴェルレク・ハイビジョン編
本当にしつこいですな私は。本日放送されたNHK BShiのヴェルレク観てました。
http://www.nhk.or.jp/bsclassic/hvwth/
《 NHK音楽祭 2009 》
ダニエル・バレンボイム指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団
11月8日(日) 00時00分20秒 〜 01時37分50秒 [1時間37分30秒]
音楽は、ノイズのある場所で聴いてたので正直イマイチなんですが、そもそもテレビのスピーカーで再生してるし。爆音で誤魔化した(笑)。なんでそんなことになるかというと、サーバ室の手前が前室になってて、そこにテレビ会議用のモニター類が色々あって、50インチのフルスペックテレビ(BS契約付)なんてものもあるという。空いてる時間帯はここで若手が溜まってスポーツ観戦なんかしてるという自由放任環境です。
というわけで微妙に音楽を聴く環境じゃないところで鑑賞したので、思いっきりビジュアル寄り・・・・つーかハイビジョン画質に驚くテレビ原人の感想メモ。前のレポを読んでいないと何のことかさっぱり分からない不親切仕様です。
- 入場時。これがパツパツ加減が一番分かる瞬間。
- 合唱の画面で、たまに歌っていない人がいるけど、合唱パートって細かく分かれてるのかな?そして並び方バラバラなのかな。
- うむ。バレンちゃんのしみが気になる。まあおじいちゃんだから仕方ないか。今日も眼光が鋭いぜ。
- 今日はコンマスの顔がよく分かる。何かに似てる。セサミストリートに出てきそう。
- コーラスに、フランドルの使節の5人目だかの人がいる?別人か?あっちが弟でこっちが兄さん的に似ているのだが。
- あ、今日も思いっきりひよパペ*1だった。
- Mors、背景にノイズがあるとここの弱音はかき消されてしまうなあ。うっすらノイズくらいでそんなに大きくもないのに、ちょっと音が入るだけでこれだもん。何千人も集まったところでこれがくっきりはっきり聴こえるんだからホールで聴くってすごいなあ。
- しかしハイビジョンはこわいな、顔の産毛まではっきり見える。こわいこわい。
- ソリストの譜面に蛍光ペンが引いてあるのまでくっきり見える。
- 自分の出番じゃないところで首を振るパーペ、映ってました。
- たまにstarboardも映ってました。えへ。女性ソリストを手前にした真横アングルだと映ってます。
- ボータ、耳たぶもビッグサイズだ。超福耳だ。あんなところまで太るのかな・・・・ダメだ、一度気になるとそこばかり見てしまう。
- Confutatisの真横からのドアップでダブルひよパペ(頭頂部と後ろ頭の一番出っ張ったとこ、両方がポヨポヨしてる)が見れます。音はこの環境だと分からないな。ラッパの定位とか分かるのに、こういうのは分からないのね。不思議。
- グバノワさんは黒目がちだなあ。
- フリットリの足元が見えてて、あ、つま先の見えるヒールだ、フォーマルでもつま先見えていいんだ、などとチェックしてしまった*2。
- ティンパニの皮の使い込み具合まで手に取るように分かる、これはすごい。
- バスドラムの振動まで見えるのはすごい。すごいすごい。
- まとめると、ハイビジョンすごいよハイビジョン!
ついでにということで、先日作成したCDをがその後どうなったか記録しておきます。感想の変化を記録するということで。
- NHK音楽祭ヴェルレク(上のレポの公演)
音質が悪いので、レポ書いた後は聴く気にならず、そのままでした。高揚して終わったので気が済んでしまったり、疲れたのでそう何度も聴く気にならなかったり、今日の放送があるから控えてたり、いろいろ。この間のカラヤンのスカラ座(1967)のソリストが揃い過ぎてて、ついそっちを何度も聴いてしまったってのもあるかも。しかしあのソリスト陣を揃えたってのはやっぱすごいわ。あれ聴いてヴェルレク・メッゾいかにあるべきかってのもちょっと分かった気がする。
- ドン・カルロ@テレビ放送
こっちは音質に不満はないのですが、何度も聴いてるうちに、なんか段々歌唱がしんどくなって来ちゃいました。オケのところはいいんだけどな。もっかオケのとこと合唱の辺りだけリピってます。聴きながらガッティの真似(締めるところでぐっと拳を握る)しちゃいます。
あと気付いたことは、音だけだと、フルラネットの2幕の躊躇と動揺が伝わらないですね。表情のウェイトが大きいのかな。これだと、パルケのところで急に声音が変わるのが何故か分からなくなってしまう。