さよならおんぶコンビ!?

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今頃一年前の記事を読んで、なんですが。
Operachef Kasper Bech Holten ønsker ikke kontrakt forlænget
ホルテンが今の契約(2010/2011シーズンまで)が切れたらもう更新しないという話。DKTの artistic director (operachef) としての立場を離れて、フリーで動きたいんでしょう。ホルテンは野望もあるし、国内ではおっかけまわされて大変らしいので。記事中で本人が言ってるように、長くやってるとやっぱ色々あるだろうし、新しい風を入れた方がいいってのも本当なんでしょう。演出家としての関わりは、まだもうちょい続くそうです。

私はホルテン自身の演出じゃなくても、余所であんまウケなかったマニアックな演出を拾ってきてDKTっぽく面白くコーディネイトする才能ってすごく評価してて、その意味で来シーズンのリンデン初演ボリスのDKTバージョンとかもすごく楽しみにしてるんだけど、こういうのも来シーズンまでなんですね。さみしいな。せめてもの慰めは、今シーズン&来シーズンのDKTの舞台が多数映像化されて観れるって決まってることですかね。さっそくDacapoでDVD第一弾 The Visit of the Royal Physician がリリースされてます。メジャーどころでリリースされなければDacapo をチェックしとけばフォロー出来るんじゃないかな。

それで、シェンヴァントさんも去っちゃうのかあ。はあ。なんでこのコンビはいつも一緒なんだ。おんぶだからしょうがないけど*1。2000年からだから、10年間の就任中ずっとこのコンビでしょう。

やっぱ今年の鑑賞計画を見直さないといけないのか。でもアナセンのタイトルロールもいつまで聴けるか分かんないから、やっぱり聴いておかないと。ひょっとして、もう1回コペハン行きを追加しないといけないのか。ひょええ。でも今年がラストチャンスだから*2、ええと、来シーズンのおんぶコンビの舞台は新作のダンサー・イン・ザ・ダーク('10/9月)とシュトラウス影のない女('11/3-6月)か。もう9月に上海からそのまま飛ぶしかないか?こんなんしてたら一生まともな勤め人になれないじゃん*3

*1:どうでもいい細かいことだけど、この写真のオリジナルの配布元ってあったんだけど、今は公開して無いからそっちじゃなくてHMVからリンクしてるんだけど、公式のプレス用写真だったからどうせあちこちに残ってると思うけど、そのオリジナルのファイル名って"cheferne"、英語で言うと"Heads"なんですよ。一体どういうセンスをしてるんだと・・・・ナイスセンスだ!

*2:毎年そう言ってるような。

*3:そもそも、今頃そんなことを悩んでいる方がおかしい。普通の人は10年以上前に通り過ぎたポイントだ、そこは。