アメリカらしいリング

なんとなくリングウォッチblogと化している右舷日記ですが・・・・
Intermezzoさん経由で、METの新しいリングです。
http://www.youtube.com/watch?v=tvCffMmLay8

バレンシア・リングっぽいというか、二匹目のドジョウ感がぬぐえない。でもあの路線はMETっぽいと言えばMETっぽい。しかし飽きが早く来そうな予感も。でもこれ見て改めて思ったんだけど、バレンシアはやっぱうまいことやってて、歌手を動かさずに光で動きを出すから、舞台としては動きがあるのに安心して聴けるのね。ウォーナー演出でも思ったけど、舞台装置ごと歌手を動かすとどうも観ていて落ち着かないし、そもそも反射板が動くってのが音響的によくない。うまいこと演奏しても、どことなくちぐはぐな音になっちゃうよ。

しかしなんも考えずにぼんやり観てたバレンシア方式だけど、歌手次第で生きる演出、繰り返し鑑賞に耐える演出として評価出来るんじゃないかと改めて思いました。でもDVDを買おうとか繰り返し観ようとは全く思わんのだが。← つまり歌手次第=MET向き。