ヘンゼルとグレーテル@MET2008

本日はテレビ録画の鑑賞記です。

5月13日(木)2:00〜4:11 (12日深夜)
華麗なるメトロポリタンオペラ
歌劇「ヘンゼルとグレーテル

さて再生開始。そういえば作曲家は誰なんだ?音楽は・・・・うーん。今のところよく分かんないかな?でも衣装と(特殊)メイクはすごいな。DKTにも貸し出してほしいや、これ。あ、ゾフィーの人だ。滑り出し、ちょっと硬いかな。あれ。英語だこれ。英語歌唱に日本語字幕って楽だなあ。極楽々々ー。

ああでも、これちょっと退屈かも。一幕はそのまま終わっちゃった。ヘンゼルとグレーテルのシーンも親達のシーンもなんとなくノれなかったな。台本もイマイチかな。これで子供退屈しないのかな。感心したのはビジュアル面、特に子供達と親達の体のバランスがピッタリなことかな。歌に言及しろよ>自分。いやだって最近、脳内アナセンがいて、この曲だったらこんな風に歌ってこんくらい外してくれるだろうってイメージしちゃうから、どうもまともな評価が出来ないんだ。

2幕の開始。口を舌を連想させる抽象画チックな背景。この舞台転換の仕方はウケてるなあ。舞台裏のシェフ人形はシュールだな。

イチゴを探して背広大木のポケットをまさぐる子供達。なるほどね。
相変わらず子供達の歌にはノれないかも。なんだかうるさいばっかりに感じてしまう。子供の不安の表現がうるさいばかりにならないには、ここ、どうあったらいいんだろう。

眠りの精が出てきてちょっと流れが変わった。あの金粉を撒く演出は舞台で見てたら綺麗そうね。ああでも、なんとなくこの辺で舞台全体を見せて欲しくなったな。何故眠りの精は背広大木に抱えられているのだろう。

出たー!気ぐるみシェフ軍団。あの魚執事はいい照りじゃないか。夢の出来事っぽくていいゾ。もうちょっと照明を凝ってくれるともっといいが、これ舞台で見るとどうだったんだろう。ここの音楽と終わり方の寸止め感はいいね。

テクニカル・スタッフかっけー。

舌の上に乗ったパンケーキ。リアルな歯茎の真っ赤な背景の中に納まって、その前で喜びの歌を歌う子供達。しかし歌がなんかイマイチ乗り切らないんだよなあ。

うん、魔女この格好で良くがんばってる。でもやっぱ、あともうちょっと何かが欲しいな。駄目だ最近プラスアルファが欲しい症候群が止まらない。私が変なものを見過ぎ・聴き過ぎで勝手に脳内で予測してしまうだけです。

よし魔女かまどに入った。あっけな。ここの台本と音楽もうちょと引っ張れなかったか。うーん・・・・。演奏っちゅーより作品にもう一工夫いるんじゃないの。魔女の丸焼きはチャチいよ。もっともリアルだったらそれはそれで怖いが。あ、最後のタイトル出た。作曲者はフンパーディングとな。

まあなんかこんな感じで終わってしまいました。感想に気合入ってなくてすいません。個々人の歌唱にもあんま言及してないし。最近著しくバランスを欠いた評価しか出来ないので。最後に演奏ですが、あんま感心しなかったかな。

そのままDVDを再生していたら*1何故か頼んだ覚えのないマクベスも入っていて、そのまま連続して流していたら、こっちは音のキレが違うと思いました。今日は全部見る時間ないので序曲だけにして、こちらの鑑賞はまだ後日。

*1:うちはテレビないので知人に録画してもらってます。