ラインゴールド感想

今日やっと(オーフスのオランダ人を2周した後に)スカラ座のラインゴールドを聴きはじめたのですが、アルベリヒが出てくるとうっかり「うーん、ビリエルさんはどうだったかな?」とか思ってついついコペハンリングを引っ張りだしてしまい、うっかりそちらに聴き入ってしまったダメダメ鑑賞日記です。だってラインは全然聴き込んでいなかったので新鮮だったもので。これ今聴くとライトモチーフがよく分かって面白いですね。ホルテンはバラ上演するときには、ワルキューレジークフリート→ラインと黄昏という順番を組んでて、なるほど納得です。サイクル上演するなら本来の順番でよいけど、バラ上演するときはこの順番だとラインに思い入れが出来ていいかもしれません。ホルテン演出だと特にこの順番がいいのですが、それ抜きで一般的にもよい手法だと思いました。って割とよくあるパターンなのかな。・・・・しまった、またコペハン話で占領されてしまった。

占領ついでに突っ走っておくと、コペハンラインはビリエルさんの美形アルベリヒがいじめられるところを見て秘かに怪しい感情を刺激されるのが正しい楽しみ方だよね。実はアダルティな楽しみもあるんですコペハンリング(ひひひひひ・・・・)とか書いておくと、誰か興味を持ってくれるかしらん。あっ!アダルティといえばそもそも冒頭にフルヌード(しかも水中だから半勃ち)があるのだった。忘れてた。うっかりそこを忘れてしまうくらい、その他のインパクトが強いのであった。

そういうわけで、熱血純愛だったり社会派だったりフルヌードだったりSM趣味だったり倒錯だったりするコペハンリングをよろしく。でも一言言っとくけど、アップになったアナセンが一番倒錯だから!

すいません、今日も外しを意図して書いてしまいました。スカラは、大体いいんだけど時々うるさいかな?(←軽妙なデンマーク風に慣れ過ぎです。)これからもっと聴いてみます。