DKT案内とコペン観光のこと

今日は11時から言葉も分からんくせにDKTの子供向けのお芝居を観て、終わったら雪が降っていたので止むまで2時間くらいそのまま会場内のカフェでメサイアの予習をしながら時間をつぶし、さらにニューハウンで遅い昼食をとりながら2時間くらい時間をつぶし、次にコペンのショッピング・ストリートで歩行者天国になっているストロイエを歩いてチボリ公園の前まで行き、ここでちょっとトラブルが発生して宿に戻って、お次はDRホールにてクリスマスコンサートという、たぶん今回の旅程のなかで唯一観光客っぽい一日を過ごしました。

今回の旅程の中では、これまた唯一まともに写真をとった日なので、後で写真付きでレポしますね。

本日のレポの前に、改めてDKTの劇場紹介ですが、実は3つに分かれています。地図などには以下のように書かれていると思います。( )内は公式英語表記です。

Operaen (The Opera)
2008年に完成した新劇場。外装も内装もモダン。オペラと小規模なコンサートが行われる*1。公演会場として、Store Scene、Takkelloftetと書かれていたらここ。地名を使ってHolmenと表記されていることもある*2。中心部から運河を挟んだ対岸にある。結構不便な場所だが、対岸を結ぶ公営船が10分間隔くらいであるので、対岸の中心部からはこれでアクセス出来る。
http://www.jca.apc.org/~czy00347/starboard/pics/DKT/operaen.jpg
Det Kongelige Teater (The Royal Danish Theater)
1748年からある旧劇場。外装も内装も古いが格式あふれる雰囲気で、いかにも典型的な馬蹄形劇場。Det Kongelige Teater (DKT)は劇場運営組織であると同時に、この建物のことも指す*3。地図にはDet Kongelige Teaterと表記されているが、DKT自身の案内では、Gamle Scene (Old stage)と表記される。今はバレエや一部コンサートが行われている。女王バースディガラの映像はここ。Operaenが出来た後もオペラが行われていたことがあり、starboardが観たフィガロの結婚もここだったが、今シーズンはオペラには使用されていない模様。隣にチケットセンター(Billetcenter)がある。
http://www.jca.apc.org/~czy00347/starboard/pics/DKT/gamle_scene.jpg
Skuespilhuset (The Royal Danish Playhouse)
芝居用の新しい劇場。2008年にオープンした。運河を挟んでOperaenと向かい合う配置で建てられており、外観デザインも統一感がある。
http://www.jca.apc.org/~czy00347/starboard/pics/DKT/skuespilhuset.jpg

なんで今更これを書いたかというと、今日これを観に行くまでてっきり旧劇場だと思い込んでて、開始時間の20分前くらいに行ったら旧劇場が開いてる気配が無く、ついでにチケットセンターも閉まってて仰天したからである。幸い正しい会場であるSkuespilhusetが歩いて5分くらいのロケーションだったので事なきを得ました。というわけでみなさん気をつけましょう。では感想です。

*1:大規模なシンフォニーコンサートはDKTの劇場ではなくDRのコンサートホールで行われる。

*2:なお、Copenhagenとだけ表記されているときは旧劇場と区別出来ない。

*3:昔はこれしかなかったので混乱しなかったのでしょう。