予習が山盛り+近況(と見せかけて音源付)

やらなきゃいけないけど、最近グダグダしていることのリスト。

  • パルジファルの予習。CDはゲルギーの新譜を買って積んであるし、一回くらいは流してみてるけど、なんかこれはどうも身が入らない。つーか変な音源に馴染みすぎてて、感覚がとことん変になってしまってるせいだろう。偏食はいけませんね。音がなんだかザラっと粗っぽいんだもの。もう通して聴くのは止めて、3幕だけにしようかなと思ってる。
    ストーリーも来年のDKT公演までは手を出さないでおこうかなあ。そういう聴き方出来るのって最初だけだし、全幕鑑賞でやるのは勿体無いから、今回はいい機会かも。っていうかね、まともに取り組むと結構いろんなもんを消耗するので。リアリティあるから。自分の人生を揺さぶられちゃうからね。
    あ、あの(不評の!)ガッティを聴けばいいのか、ひょっとして。でもあんなんで耳慣らししたら実演で不満が出そう。つーかあれ、歌はそんな好きな感じじゃなかったような記憶が。
  • 詩人の恋。結局気に入って聴いているのはアンドレアス・シュミットの奴だったりします。この曲目は12月の記憶を上書きされたくなくてなんとなく避けてたんだけど、うまいこと共存出来るのが見つかったみたい。
  • 死の歌と踊り。ジョージ・ロンドンのを教えてもらったのでとりあえずファイルは用意して・・・・それで満足しちゃって聴いてないので、いつでも聴けるように整備しなきゃ。予習セットまとめてCD作るといいのかも。
  • ヴォルフは本人の若いときの録音があります。持ってない人がいたらどうぞ。リサイタル前に聴くも後に聴くもあなたの自由。1992年の録音。
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  • シューマンは散らばってるのでやってないなあ。2年前にも結構聴いてるんだけどなあ。残ってないなあ。さすがにコンサート行く前に曲目の予習をするということも知らずに弾丸で飛んだだけのことはある(妙なポイントで感心)。まあ今思えばあれはあれで貴重な経験だった。一度しかない初体験、無茶をしてもいいじゃない。
  • あと今回は椿姫を聴くのだった。音源だけは3個も確保してみたが、今回は日本語字幕もあるし、ぶっつけ本番でもいいかと思ってしまったりする。なんせデンマーク語オペラを英語字幕すら無しで鑑賞するのが当たり前なので、それはすこぶる集中力を必要とするので*1、それに比べると極楽なので、ぶっつけ本番でいいかなーなんて。なんか違うところに労力を使ってるよな、我ながら(←いや、きっと一昔前のオペラファンはみなその状態だった筈)。
  • 直前になってもチケット入手可能なので、上京ついでにオペラも・・・なんて思いついてしまった。日程的に無理がないのはトゥーランドットだけど、リサイタルの前に行くのって無謀かな。いや、やっぱり止めておこう。NHKホールだし。影の無い女は、あと2泊足さないといけないし。それにこのオペラは私にとっては辛そうな話だから、誰か*2に希望をもらえるって分かってるときにしか手を出したくないんだ。
  • ついでだけど、私にとって影の無い女の暗喩するものは、(自分だけのために生きるのを止めて)他人のために生きることです。愛されるだけの存在を脱して愛することを学ぶことと言い換えてもいい。ダメージ大きそうな話でしょう?
  • 人生守りに入ってるなあ。今あまり揺さぶられたくないのね。

*1:仮にあっても微妙な英語なので、別の意味で集中力が必要になるのだが。

*2:ホルテンとかホルテンとかホルテンとか。