京都市オペラハウス騒動ウォッチ (8)

なんだかいつもの展開になってきた。他に買い手がなさそうならちゃんと公募すりゃいいのに。どんな出来レースだって公募の形式をとるこのご時勢に、なんでわざわざこういうルートを辿りたがるのか単純に疑問だ。国への助成金の申請前に民間資金の宛てがついていないといけなくて、公募してると間に合わないとかあるんかな?企業の気が変わる前に(急に収益悪化して「やーんぴ」と言われる前に)契約したいとか?

京都会館命名権ロームに 公募せず売却、市会委紛糾 @ 京都新聞 '11/02/08
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20110208000178

 京都市京都会館左京区)の命名権半導体メーカー・ローム(本社・右京区)に約50億円で売却することをめぐり、8日開かれた市議会くらし環境委員会が紛糾した。市が売却先を公募しなかったことなどに、市議から「経緯が不透明」「秘密交渉だ」との批判が相次いだ。

続きを読む

【 2011年02月08日 23時28分 】

京都会館命名権を売却へ @ NHKオンライン 京都府のニュース '11/02/09
http://www.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2013921621.html

京都会館」について市は自由に名前をつける「命名権」を大手半導体メーカー「ローム」に50億円で売却したうえで、その資金を施設の改修費用にあてることになりました。
(中略)
京都市に本社がある大手半導体メーカーの「ローム」と、改修したあと50年間の命名権を50億円で売却することで合意したということです。
この資金で改修にかかる費用の半分以上をまかなえるということで京都市ではオペラの公演も行える本格的な音響装置などを備えた施設の整備を目指して今年度中に基本計画をまとめることにしています。
(後略)

全文を読む

02月09日 14時02分

京都会館命名権50年52億で売却 異例の長期契約 @ 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110208mog00m020006000c.html

京都市は7日、同市左京区の文化ホール「京都会館」の命名権を、52億5000万円で半導体大手「ローム」(同市右京区)に売却すると発表した。期間は50年で、異例の長期高額契約。市は同館の大規模改修費用の一部に充てる。

(中略)ローム社幹部が館を運営する財団理事を務めており、市が同社に持ちかけて命名権売却が実現した。

 自治体施設の命名権では、横浜市日産自動車の「日産スタジアム」などの年4億7000万円(05年から5年間)が高額で知られるが、5年を超える契約は珍しい。

全文を読む

この関連のエントリをまとめて見たい方はこちら