安否確認出来ました

ついさっき、茨城の生家の安否確認が出来ました。知人経由で近所の知人の携帯メールを聞き、直接行って確認してもらいました。なんと自宅にいるそうです!茨城と福島の県境にあるこの町は、地形と運が幸いして津波の被害は大きくなかった模様。ライフラインはいまだ全滅だし、救援物資なども届いていないようですが、幸い自宅で小商いをやっているので、食料品(ただし乾物のみ、缶詰・乾麺・お菓子類)、飲料(自販機用のお茶・ジュース類)、灯油、豆炭、練炭は揃っていますし、自宅の裏庭から湧き水、隣家には井戸があります。覚悟していたよりもずっと状況は良いようです。しばらくは不便な生活が続きますが、緊急の救援活動が落ち着いて移動が出来るようになったら、京都の自宅に迎えるつもりです。事故から3日と半日経過後の安否確認でした。

今回一番活躍したのはtwitterでした。同郷の者同士でフォローし合い、現地にて携帯メールが使える人*1に状況を聞いたり、被害が多少マシな地域から該当地域に行くユーザに情報を確認してもらったりして、公の情報が全く入ってこない地域のことを情報共有しました。同様の状況の方はこの手法をお薦めします。現地のリソース(通信・電気)を消費せず、同じ状況にある者同士で情報共有しましょう。


ほっとしたので、ちょっと明るい話。私はあまり気遣いコミュニケーションをする人間じゃない(と思われている)ので、こういうときに個人的なメッセージは全く来ないんですが、ただ一通だけしかも速攻で来まして、それがザルツブルグにてイースター音楽祭のリハーサル中のアナセンからのメッセージでした。というわけでこのブログらしいエピソードで終わります。一番心配な状態は脱したので、明日からは平常モードに戻ります。

*1:緊急時に携帯を長持ちさせる使い方やその備えをしている人でないと今回の状況ではすぐ使えなくなりますから、意外と技術が必要です。