今週のDR K雑感

DR Kで録音した音源を流しっぱなしで生活してますが、相変わらず何を聴いてもおもしろくて、一体なんでこんなにヒット率高いんだと思う毎日です。今週は、先日紹介したダウスゴーのシベリウス6番もすごく良かったんだけど、あとシュンヴァントさんとDR響のオペラでクーラウのルルがすごく良かったです。これ見かけない録音だなあと思ったらKontrapunktだった。デンマークのレーベルだけど、単価高めだしNMLとかに入ってないので、縁遠くなりがちなレーベルです。

http://www.arkivmusic.com/classical/Name/Hjordis-Jacobsen/Performer/16027-2;jsessionid=D5640E060099A175802E3570F634CA34
Lulu, Op. 65 by Friedrich Kuhlau
Performer: Ulrik Cold (Bass), Erik Harbo (Tenor), Tina Kiberg (Soprano),
Kim Von Binzer (Tenor), Hjordis Jacobsen (Soprano), Hedwig Rummel (Soprano),
Bodil Oland (Soprano), Birgitte Friboe (Soprano), Hanne Orvad (Soprano),
Toke Lund Christiansen (Flute), Lane Lind (Soprano), Risto Saarman (Tenor),
Anne Frellesvig (Soprano)
Conductor: Michael Schonwandt
Orchestra/Ensemble: Danish Radio Symphony Orchestra, Danish Radio Chorus
Period: Romantic
Written: 1824; Denmark

ストーリーなんて知らなくても、何も知らずに聴いてるだけでくすくす笑っちゃうデンマークお得意の「ほのぼのくすくすオペラ」なんだけど、聴かせどころもちゃんとあるよ!歌唱も演奏もいい。完璧とかそういう方向じゃないけど、勢いがあっていい。でもこのオペラ、くすくす系の割に長いんだよね。約4時間ある。時間つぶしにはいいかも。

ついでにそれで思い出したんだが、シュンヴァントさんの名前、ここではいつもシュンヴァント*1って書いてるけど、DRのアナウンス聞いてると、カナ表記にするとしたらミハイル・シュンヴェントですね。母音が違う*2

ところで今モーツァルトのレクイエム聴いてるんだけど、前からいつか言おうと思ってたんだけど、これってレクイエムっぽくなくない?特に合唱パート。聴くたびに煽られるので全然レクイエム(鎮魂曲)じゃないじゃんと思うんだけど、そう感じる方がおかしいのか。むしろ煽魂曲じゃん!私なら墓石を持ち上げて「うがーっ」とか言いながら復活しちゃうね。

感じ方がおかしいといえば、あのシベリウス6番で「これがシベリウスなのか?今まで聴いてきたのは一体なんだったんだ?」とか思うのは、やっぱり理解不能ですかね?全然違うと思うんだけど、何言ってるのか分かんないですかね。

*1:ときにシェンヴァント。表記が揺れるのは自分でも固まってないから。

*2:そこでさらに思ったんだけど、日本語のカタカナ表記って、なんつーか日本語としてのカタカナ外国人名なりの「らしさ」があって、それにハマってるとすんなり頭に入ってくるしハマるけど、そうでないと覚えられないし残らないし、なんとなくカナ体系で「らしい」名前に置き換えられてしまう傾向があるなあと思った。