燃油サーチャージの見極め方

またもや日帰りの約束で行った仕事が宿泊になり、しかも朝6時半集合で23時まで現場仕事をして、その後朝4時まで解析と資料作成をしたりして、次の日の朝9時からの打合せで説明して濃ゆい時間を過ごし、この打合せで解放される予定だったから前の晩無理したのに、何故か急遽追加の現場仕事が決まって、午後も現場をこなして帰ってきたら22時だったりしたのに、その日中に報告をしなけりゃならなかったりする、お肌の調子?なにそれ美味いの?*1な日々を過ごしているstarbordです。ちなみに朝6時半集合の前の晩に、明日は一日連絡不通になるからと無理して各所に連絡してて3時半就寝になったのは自己責任です。自己紹介が長いぞ、と。

そゆわけでブログ用の文章を起こしている暇がないので、本日ヴァラリンさんのところの燃油サーチャージの話題にポストした文章を使いまわします。この話題は、まあまあ参考になる人も多いのではないかと。

http://darkhoneybass.info/2011/11/air2011-01/

・ネックになるサーチャージの見直し時期が年に四回あるので、そこで上がるか下がるかによって、早めorもう少し様子見か…を考えた方がいいかもしれません。とはいえ、今みたいに中東情勢が流動的だと、判断が難しいですよね。

10月1日から値下がりしたので、もしかしたらまだ下がるかもしれませんし。。。

コメント

10泊12日、しかも予算30万円などという大人の女性どころか社会人失格な計画を立てているstarboardです。しかも交通費や滞在費のみならず、チケット代や土産まで全て込み!←単に土産を買わないだけとも言う。

サーチャージの見直しですが、ほぼ予測できます。大抵の航空会社はシンガポールケロシン価格(ケロシンというのは航空ジェット機の燃料の原料のことで、その取引市場のうちシンガポールの価格ということ)の直前の2ヶ月価格が1バレルあたりいくらになったときはこの価格というのを公表しています。また、価格発表の時期と、発券適用の時期も公表されています。例えば、KLMの例だと・・・

例:KLMオランダ航空 http://www.klm.com/travel/jp_ja/travel_information/japan/fuel_surcharge.htm

2ヶ月毎にサーチャージの改定があり、10月に8〜9月の平均価格で決まった価格が公表され、12月の発券から適用されるということですから、この時点(11月)で8〜9月の平均価格は分かっています。また、今の発券分は、そのさらに前の6〜7月の平均価格で決まっていますから、6〜9月の4ヶ月の相場によって、今発券した方が得か、12月まで待った方が得か、既に分かっています。

このシンガポールケロシン価格というのは直接は分かりやすい一覧がないのですが、ほぼ原油価格と連動していますから、原油の価格を見ればいいのです。私が愛用しているのはココです。
http://chartpark.com/wti.html
この「原油先物 週足チャート(2年月分)」を見れば2ヶ月平均が一目瞭然です。6〜7月より8〜9月の平均が下がっていれば待った方がよいのです。

航空券のサーチャージというのは、このように2〜5ヶ月前の価格によって決まっているので、最近の景気の印象で待ったり急いだりしても、裏目に出ることがあります。注意してください。お役に立てば幸いです。

コメント中に書き忘れましたが、次の12月発表の2月発券の分も、10〜11月の価格の平均ですから、11月も半ばになれば、殆ど分かっています。というか、次回改定(12月発券)は航空会社のサイトを見るだけで原油価格見なくても分かっていますから、原油価格は、次の次の改定(2月発券)の目安ですね。

というわけで、航空会社の発表を正確に把握しておくことが大切で、この価格の決定・発表と発券に反映されるタイミングは航空会社によって違いますから、代理店のまとめページではなく、航空会社のサイトで調べるに限ります。何事も直接ルールを当たるのが、starboard流貧乏旅行の秘訣です*2

この中で一番レアな情報は、実は、原油価格をチャートで見れるURLだったりします。燃油サーチャージの決定方法を解説しているサイトもあるし、シンガポールケロシン価格をチェックする方法も紹介されていますが、数字だけで自分で平均出したり表作ったりしなきゃ判断がつかなかったりで、一目で分かる情報というのはなかなか無いんですよね。投資系の会員サイトなんかにはあるようですが。

あと、過去の私の観察によると、チャート見てて微妙と思うときはまず下がらないし、結構差がついたように見えても下がらないことが多いので、下げ期待は控え目にした方がいいです。どっちかと言うと、待つと上がっちゃうので先に発券しようという判断に使うのがよいです。

*1:念のためだが、これは知らない単語を聞いて食べ物の名前と勘違いするくらいそれと縁が無い、という状況を前提にしたギャグなので念のため。

*2:その時間を稼ぐのに宛てて、航空券は適当に買った方がいいのでは?←心の声。