エストニア・オペラがすごい!

本日の掘り出し物オペラの紹介。去年の地震の頃に録って聴いていなかった音源を整理していて見つけました。

Rimsky-Korsakov: Tsar's Bride
12th March 2011 at. 19:00 pa P2

Vasily, merchant: Roman Polisadov, bass
Marfa, his daughter Marina Saguts, soprano
Grigory Gryaznoy: Eltchin Azizov, baritone
Malyuta Skuratov: Mart Laur, bass
Ivan Sergeyevich Likov: Mihail Gubski, tenor
Lyubasha: Angelina Svatska, mezzo-soprano
Yelisey Bomelius: Oliver Kuusik, tenor
Domna: Helen Lokuta, soprano
Dunyasha: juuli Lill, mezzo-soprano
Petrovna: Ludmilla Korts, mezzo-soprano
Tsar fyrboder: Pavlo Balakin, bass
A young girl: Ulle Tundla, mezzo-soprano
A young man: Alexander the four billion, tenor
Estonian National Opera Choir and Orchestra
Conductor: Arvo Volmer
(Recorded in the Estonia Concert Hall, Tallinn, February 10, 2011)

エストニア・オペラだって。行ってみたい!*1ソプラノの登場のとこが素ン晴らしいー!!!

この人の後に聴くと、主役のバスが平坦だな・・・ロシアン・バスの様式感も充分だし声は立派だし、先にこっちだけ聴いてたときには、そこまで不満じゃなかったのになあ。そんだけもう片方がすごいってことだ。おそるべき存在感。テノールの一人も良い。全体の水準がすこぶる高い。合唱も良い。演奏も良い。ドラマの一体感が素晴らしく、心にヒタヒタと迫ってくる。さすがにソ連のお隣だけあって、にゃーにゃーロシア語もロシアン様式感も安定してる。い

なによりも、エストニア・ドメスで固めたと思わしきキャストが素晴らし過ぎる。なんでこんなに良いんだ。いいものを発掘した。今日は、とっても得した気分。

恒例の"出先からいつでも聴けるように"音源UP。一番衝撃を受けたソプラノのアリア抜粋もつけちゃう。なんて声の力だ!

アリア Download
全幕 Download

*1:そしてまたマイナー街道に突入するのか・・・私も孤独なのはいい加減止めたいのだが・・・だって、そういうものにばっかり惹かれてしまうんだから仕方無いじゃんよ〜!