エストニア国立オペラ

昨日知ったエストニア・オペラを調べていた。
Rahvusooper Estonia http://www.opera.ee/

面白かったのが、キャスト命の日本人オペラファンの感覚とは全然違ってて、キャストは発売段階では公表されず、数日前に一応公表されるけど、名前が並べられるだけでロールの明記もないし、いきなり当日予告なしに変更されるってあるし、まあ殆ど当日発表みたいな世界なこと。ハウスシンガーが前提のようで、たまにゲストがあると国名が併記される。ちなみにサイトは3ヶ国語(現地語・英語・ロシア語)で用意されてて、上演時の字幕にも英語がある。

んで、シーズンあたりの演目はすごく多い。15演目。再演が多いのかな。ビデオが一通り見れるんだけど、演出は正統派が多くて、セットや衣装などは、質感・センスともに良さげ。ビデオだけ見てると景気良さそうに見える(笑)。舞台は比較的こじんまりなのかな。演技や合唱の動きも細かくて、視覚の満足度は高そう。

音は、昨日期待したほど「圧倒的!」では無かった。どれもそこそこ面白いけど、今あるなかで面白いのは、椿姫とリゴレットと3つのオレンジかな。椿姫の3幕の合唱が独特で面白い。

椿姫 http://www.opera.ee/2165
3つのオレンジへの恋 http://www.opera.ee/41410
リゴレット http://www.opera.ee/30672