リハーサル見学@オーデンセ

やっと、やっと、やっと、普通にネットのつながるホテルに移ってきました。やったー!でもこれで寝不足の日々に逆戻りだったりして。

明日からオーデンセでコンサートがあるので、コペンからオーデンセに移ってきました。オーデンセはニールセンと(童話の)アンデルセンの出身地でこじんまりとした可愛らしい街ですが、ものすごい強風です。そういえばフュン島の強風の話をどこかで聞いた(読んだ)ことがあるような。

さて今回のプログラムはワルキューレ1幕とパルジファル2幕。地元のオーデンセシンフォニーオーケストラとの共演になります。こっち着いてからリハ同席したいってお願いしてあって、今日は17時から22時までの5時間に及ぶリハの見学をしてきました。その前の遅いランチから間の休憩までずっと一緒で、ふかふかです(←今年の流行語は「すりすり」ではなく「ふかふか」になったらしい)。

元々空席状態のホールの音が大好きなうえに、観客はただ一人(+その時点で空いてるソリストが座ってるだけ)でアナセンがこっち見ながら歌ってくれるので、もうひたすら満足。これ以上はもうないんじゃないかと思います。気分は、明日の本番を既に上回ってしまいました。

5時間のリハ終わったら、アナセンが「喉の調子もいいし何も心配ない」と満足そうな顔して、げんこつ山の狸さんの「ねんね」のゼスチャーしながら「寝なくちゃ」って自分の部屋に消えて行きました。この還暦過ぎのヘルデンテノールを誰かなんとかして下さい。なにもかもおかし過ぎるんですけど!!!私を萌え殺そうとやってるに違いありません。その瞬間の写真をみなさんにお見せ出来ないのが実に残念です。