こんなことあるんだ、国立歌劇場所属アーティストの劇場外での演奏禁止

ちょっと前のお知らせですが、京都コンサートホールからのお知らせで、こんなのが来ました。

京都コンサートホールで5月19日(土)にイタリアの金管五重奏,“ゴマラン・ブラス”の出演による「ブラス・ジャンクション」の開催を予定しておりましたが,イタリアの新たな法令が施行され,国立歌劇場に所属する音楽家・スタッフに対し,劇場外での演奏活動を禁ずるとの通達により,出演者の内3名が来日できなくなった旨連絡がありました。
京都コンサートホールといたしましては,出演者の変更による演奏会の提案もございましたが,予定しておりました京都独自のプログラムが,大幅な出演者の変更により演出上難しくなり,考慮を重ねた結果,やむを得ず公演を中止させていただくことといたしました。

禁止はすごいな。劇場外での活動が何割以上であってはならない、とかならまだ分かるのですが、これってどうなんだろう。文化芸術はそもそも自由が大切な世界だし、転職とか非常にしにくくなるし、囲い込みはレベルを下げることにつながると思うのですが。そういうことをしたかったら、専属じゃなくてフリーでやれよってことなんかな。専属の条件を悪くして比率を引き下げようとしている?背景が分からないとなんとも言えないですけどね。

こちらがエージェントのページ。メンバー変更でやる公演もある。
http://amati-tokyo.com/news/20120418.html