ハンブルク歌劇場のワーグナー在庫全部一斉放出

ハンブルク歌劇場の2013年5月のワーグナー祭がすごいことになっている。主要作品は全網羅。2〜3週間の間にここまで一気に聴けるのはすごいことではないだろうか。もっとすごいのはヤング女史がこれを全部振ることである。以下は劇場の公式サイトのカレンダーから抜粋したリスト。

http://www.staatsoper-hamburg.de/de/2_spielplan/index.php?s=1367359200&t=Kalender&english=1

このラインナップ、主役級は全部キャスト変えてあるんですよ。こんだけの演目数バリエーション揃えるのはかなり大変だったんじゃないかと思うのですが。興味がある方は、演目名のとこクリックして見てみてください。リンク貼るの大変だったから、是非見てね(←おい)。"Besetzung"ってあるのがキャスト一覧です。ハンブルク、写真見てると、演出はなんとなくみんな同じような感じに見えるけど。シニカルな現代演出で、斬新さは追求するが舞台美術としての美しさは放棄タイプっつーか。

なんで私がこんなものに引っ掛かっているかというと、アナセンがトリスタンを歌うからである。キャストは魅力的だし(スコウフスがクルナヴェール)、ヤング女史はあのねちっこいワルキューレを聴いて以来一度聴いてみたいと思っていたので、トリイゾはねちっこくされると非常によろしいような気がするので、前後も含めて聴いてみたい気がする。ああ、でもこの時期は、DKTのタンホイザーもあるし、ハシゴ出来ない日程だし、そんなに遊んでばかりもいられないな。

http://www.staatsoper-hamburg.de/de/2_spielplan/index.php?tmpl=besetzung&event=106055
Richard Wagner: Tristan und Isolde
DI, 14.05.2013 17:00 Uhr, Hamburg State Opera

Musikalische Leitung: Simone Young
Chor: Florian Csizmadia
Tristan: Stig Andersen
König Marke: Peter Rose
Isolde: Linda Watson
Kurwenal: Bo Skovhus
Melot: Moritz Gogg
Brangäne: Katja Pieweck
Ein Hirt: Jun-Sang Han
Ein Steuermann: Szymon Kobylinski
Stimme eines jungen Seemanns: Jun-Sang Han