DKTの新芸術監督&新首席指揮者、とうとう決まる
宙に浮いていたDKTの芸術監督&首席指揮者のポジションですが、とうとう発表されました。気になる人事はこちら。
- Artistic Director (Operachef): Sven Müller
2008年からDKTのアンサンブル・ディレクター。キャスティングやソリスト・オーケストラなどのマネージメント、コンサートシリーズの企画などを行ってきた。ハンブルク出身。ヨーロッパ内の多数のオペラハウスで演出経験有。
- Chief Conductor (Chefdirigent): Michael Boder
2008年からリセウ劇場(バルセロナ)の首席指揮者。ハンブルク、ミュンヘン、ベルリン、ケルン、チューリッヒ、ロンドン、ウィーン、ドレスデン、バイエルン等の多数の劇場で客演している。DKTでは毎シーズン振っており、今シーズンの影の無い女、昨シーズンのルルの指揮者。
直前のチームより全然いいじゃないですか!個人的にはMichael Boderが嬉しい!昨シーズンのルルの音楽、本当に良かったもの。ものすごい音がキラキラしてるの。Kglカペルとの相性バッチシ。これはめちゃくちゃ嬉しい。いまチェックしたところ、来シーズンはオペラの指揮には入っていないようですが、今後が楽しみです。顔も目がクリクリっとした丸顔系統だし。ちょっとシュンヴァントさんに似てる。シュンヴァントさんから飯守泰次郎っぽさを引くとこんな顔、という顔してる(どんな喩えだ)。
デンマークのニュースを読んでると、Artistic DirectorとChief Conductorはチーム扱いで、今回もそんな扱いです。Michael Boderも音楽教育の最初期はハンブルクらしいので、元々接点あるのかな。Directorの方は、書き方を見ると、話題性のある演出経験というよりは、アーツマネジメントの方面を期待しているような書き方です。直前の反省もあるのかもしれません。DKT内からの転進人事なので私としては期待通りです。変にグローバル・スタンダートを目指さず、DKTらしさを大切にして欲しいと思います。コメント見てると、2人ともDKTアンサンブルやKglカペルの実力をすごく評価してるので、いい方向性だと思いました。
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