ROHのリハーサル・ストリーミング!?
ROHがバレエとオペラのリハーサルの模様を10時間ぶっとおしでストリーミングするんですって。来年1月7日にROHのサイト他で公開されるそうです。オペラの対象は、以下の演目が挙げられています。
http://www.roh.org.uk/news/royal-opera-live-streaming-day-announced
- The Minotaur
- Nabucco
- Eugene Onegin
- La donna del lago
- La boheme
- Act III from Wagner’s Die Walküre*1
- Jette Parker Young Artists Programme
ホルテンが嬉しそうに報告してたんだけど、こりゃまた変なことを考えついたもんだ。と言いつつ、作品が作り上げられるプロセスにはもちろん興味があるし、オペラ歌手がフルヴォイスでない状態で歌っているのを聴くのも好きだし、私としては超嬉しい試みです。贔屓歌手が出演予定という方にも、きっと嬉しい試みでしょう。
ホルテンのハイスクール・オニーギンは気になってたけど、さすがにそんなに年に何回もROH通いってのもアレなので*2、これでどんなか知ることが出来そうで嬉しいです。きっとこの演目は映画館・DVDリリースもあると思ってるんだけど、どうかな。
ホルテンのリハそのものも興味がある。ホルテン演出のあの独特の濃い空間がどうやって出来て行くのか興味があるし、あの人、いつ見ても嬉しそうで楽しそうなので、単純に、見てて面白いもん。ここでDKTの2006年のマスカレードのときのわっかーいホルテンを紹介。
http://video.kglteater.dk/photo/546472
しかし、ホルテンはリハを公開することがオペラの販促になると思ってるのね。私も同意するけど(=それは私への販促としては有効だけど)、一般的には、どうなんだろう。私は彼のセンスには絶大な信頼を寄せているので、あのホルテンが見せたいと思ったなら、きっと面白いんだと思うけどね。
ついでに、“horribly nerdy”だった彼の子供時代について*3。ROHのオペラ・ディレクター就任時の記事から。例の12歳のときに作ったリングの人形劇のセットはレゴブロックで出来ていたことが分かりました。
http://www.telegraph.co.uk/culture/music/opera/9144189/Kasper-Holten-why-Royal-Opera-is-abuzz.html