ひとつの生と、ひとつの死

2月24日は、アナセンの63歳のお誕生日でした。当ブログでは何も致しませんでしたが、もはやブログにメッセージを書いてるより、本人に直接言った方が手っ取り早くなってしまったためです。しかし63歳ですよ、ねえ。いやあの外見は着ぐるみだから年とらないんだってば。


さて、この同じ日、デンマークの偉大なバスであるIb Hansenが亡くなりました。私にとっては現役時代を知らず、デンマークの古い録音やDRのTVプロダクションなどで知っている存在です。ニールセンのマスカレードのこのディスクのジョロニモ(リアンダーのお父さん)として知ってる人もいるのでは。実は、このブログで度々話題になるこのバージョンのマスカレードのお父さんもこの人でした。

あまりすぐ見れるところに記録が残っていない Ib Hansenのスカルピアを紹介しましょう。1964年のDKTのTVプロダクションです。

デンマーク語歌唱だから字余り(?)みたいになるところもあるけど、同じプロダクションのトスカのアリアもいいですよ。