超珍しいインタビュー記事
大体どこを切っても優等生エピソードしか出てこない*1パーペですが、珍しくえらい踏み込んだインタビュー記事を見つけました。妙に口調が強いのは何故?インタビュアの描写のせいなのか?2001年の記事です。プライベートについても深読みしようと思えばかなり出来る内容となっています。
http://www.beyondcriticism.com/3071/bass-hit
いくつか興味深いことを書き出すと、
- 女性フォトグラファーとの意味深な関係*2。
- 何故かベジタリアンやってる*3。
- いろいろ野望があるらしい。
- 26才のときにフィリポ王を演って、舞台に立つと笑われて、歌いだすとオーディエンスが熱狂するという経験をした。一度だけでなく毎夜続いた。
- 「若すぎて登場人物のことなど理解出来ないだろうから、歌に集中しろ」と言われて、言い返した。
- 「私の人生はステージ以上だった。フィリポもマルケも私だ(超々々訳)。」
- ジェームズ・コンロンからの評価がすごい。半端ない。クリストフが引き合いに出てきた。
- 新しい役をやるときは、まず録音があれば聞いて、次に自分のパートだけのスコアを見て、(視覚)イメージを作る。ここが重要だそう。声を出すのはその後。
- ハーゲンみたい(になったらいいな)と言われて強く否定。ところでハーゲン誰それ?
- ピーメンをオファーされたけど断った。やるならボリスだと確信していた。
- 当分は老人の役はたくさん、だそうです*4。
ざっと読みして記憶に残ったところを一発書きしただけなので正確じゃないyo!
生真面目でなんでもこなす人なのかと思ってたけど、芯にものすごーい堅いものを持ってる印象を受けました。これならギジナジウム追い出されたエピソード*5も納得出来る。これ読むまでは、いまいち人物像と一致しなかった。
あとは、ちょっと踏み込み過ぎちゃうかもしれないけど、ギフテッドだよね、この人。いや芸術関係でここまで来たことからそうである確率元々高いんだけど、情緒的な側面から見ても。どうしようもない孤独とかあったんじゃないかな・・・・いや踏み込み過ぎですね。