ボリス予習6/音楽入門

今日はちょっと興奮気味です!まだドキドキしてます。

ボリス予習編、やっと音楽です。実はこの間あるものを発注したので届くのを待って音楽を聴くのを先延ばしにしていたのですが、出発まで2週間を切ったので諦めて他のアルバムを聴くことにしました。

とりあえずNapsterで聴けるもの全部制覇することを方針にしました。まだ版の違いは分かりません。とりあえず聴いた順に書いていきます。

まずはこれ。いきなり惹き込まれました。ものすごい吸引力。本を読み過ぎて期待し過ぎて入れ込み過ぎてしまったせいかと思ったけど*1、違う。音楽の力。

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチアゼルバイジャン出身のチェリストで指揮者。

  • Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin / Michail Jurowski
  • Prokofiev: Hamlet - Boris Godunov - Incidental Music

ハムレットとボリスのセット企画?なんじゃそりゃ?ということで全然期待していなかった一枚。

ところが、聴いてる間胸が苦しくなるんですよ、なにこれ!なにこれ!なにこの感覚!聴いてる間ずっと息を詰めてしまうんです。信じられない!!とくに最後のこの曲にすごい反応します。

  • Boris Godunov, Music for the tragedy by Alexander Pushkin op.70bis - No.22-24 Aufstand des Volkes

どっか試聴出来るとこないかと思って探しました。naxosライブラリで可能だったので是非。http://ml.naxos.jp/work/298577


次はカラヤン。これは綺麗だけど、ただ聞き流してしまう。単独で聴いたらよい評価出したかもしれないけど、今日は上2つが強烈過ぎた。


Napsterで聴けるアルバムはまだまだ残っていますが、今日は刺激が強すぎたので、明日にまわそうと思います。

それにしても、音楽的には何も知らずに、ただただミーハーな興味で選んだ初生鑑賞作品ボリス・ゴドゥノフですが、結果的に、私にはとても合っていたみたいです。期待が先走り過ぎてて怖いですが・・・・とか言ってないで素直に楽しみにしときましょう。

明日からちょっと時間を遡って、プーシキン再解釈、オペラブックス、歴史検証本を読んだ結果について書こうと思います。

追記

その後調べて分かったところによると、2枚目のアルバムは、セルゲイ・プロコフィエフの劇付随音楽というもので、とりあえず今回の上演には関係なさそう。でもすごい体験だった。忘れられない。どういう風に使うんだろう、これ。

セルゲイ・プロコフィエフウクライナ(当時ソ連)の人。

*1:これまだ書いてないですね。そうなんです、面白かったんです、本が。あんま期待しないで借りた歴史の検証本が。そして背景込みで読むプーシキンが。