Boris

リンデン公開時のインタビュー記事

リンデンボリスについても気になったので調べてみました。 http://www.nytimes.com/2006/04/23/arts/music/23gure.html Rene Pape, Bass From on High, Adept at Cameos and Star Turns April 23, 2006 怒ってる怒ってる(笑)。歴代ボリス歌いと比較されて…

参考資料の個人的メモ

galahadさんのコメントにヒントを得て地元の図書館をネット検索してみたら、市内のとある館の常連に同好の士(笑)がいるらしく、色々と出物が見つかりました。とりあえず発掘した資料のリストをメモしておきます。 歌劇《ボリス・ゴドゥノフ》/マリインス…

ボリス予習8/史実のボリス

あちこちでフェアウェルをもらっておきながら、まだこの辺でうろうろしているstarboardです。月曜日出発なんです。前に書いた情報を元に、プーシキンの再解釈やりたいんですが、これは旅先で書くことになるかもしれない。アップは帰ってからかも。とりあえず…

ボリス予習9/これも史実のボリス

ちょっと真面目なネタで肩が凝った*1ので、おちゃらけをひとつ。ゴドゥノフ家の人々は相当容姿端麗だった模様です。大した身分もないのに皇子に見初められ妾ではなく正室になった妹イリヤとか、当時絶世の美人と評判で、その花婿探しが世間の注目を集めた娘…

勿体無がり屋の日記

ここを読んでいる方は既にお気づきかと思いますが、starboardは極端な勿体無がり屋*1です。先入観が入ると勿体無いからAをする前にはBしておかなきゃと異様に気にします。Borisの予習なんかも、プーシキン読んでアウトプットして、リブレット読んでアウトプ…

ボリス予習7/音楽の版の違いを意識する

今回の予習のために聞いたのは、結局この3枚と、あとは歌手のアルバムの中に1曲単位で入ってるボリスのモノローグやらボリスの死の抜粋ちょぼちょぼという感じです。 Mstislav Rostropovich Mussorgsky / Arr Lloyd-Jones : Boris Godunov [Highlights] Nico…

ボリス予習4-2/オペラブックスの解説から

オペラブックスの解説から、ボリス読みの際に参考になる情報の抜き出しです。 一番重要な情報は、プーシキン、ソムルグスキー、そしてその元ネタのカラムジンの時代には、ロシア国内ではボリスの治世は否定的に評価されていたということです。 現代の歴史評…

ボリス予習4-1/リブレット対訳

さすがに出発前1週間を切ると急に忙しくなってきました。でも出発前にアウトプットしておきたいボリス予習の続きです。まずは名作オペラブックスのリブレット対訳とプーシキンとの相違点です。 名作オペラブックス(24)ボリス・ゴドゥノ ボリス・ゴドゥノフ (…

ボリス予習6/音楽入門

今日はちょっと興奮気味です!まだドキドキしてます。ボリス予習編、やっと音楽です。実はこの間あるものを発注したので届くのを待って音楽を聴くのを先延ばしにしていたのですが、出発まで2週間を切ったので諦めて他のアルバムを聴くことにしました。とりあ…

ボリス予習5/YouTubeにて映像を漁る

予習順序に則ってプーシキンの再解釈とオペラブックスの感想を書きたかったけど、そっちは書くのに時間かかりそうなので後回しにして*1、映像体験記を書きます。たまたまクリックして辿りついた順に聞いてるので、チョイスは適当です。 http://www.youtube.c…

白ボリスと黒ボリス

自分はよくいろんなものに愛称を付けるのですが、実は、リンデンのボリスを「白ボリス」、ゼンパーオパーのボリスを「黒ボリス」と勝手に呼んでます。単にワイシャツの白がまぶしいなとか、こっちのボリスは全身真っ黒ねとか、そんだけなんですけど。決して…

私がボリスを観たいと思った理由

なんだか順序が逆ですが、書いてみます。 理由その一。galahadさんとヴァランシエンヌさんのBlogを読んで観たいと思ったから。お2人とも有難うございます。お礼の順番がおかしくてすみません。コメントの方にも書きましたが、最近やっと情報の洪水から抜け出…

ボリス予習3/プーシキン

プーシキン「ボリス・ゴドゥノフ」読了時点のメモ。これまでに聞きかじったオペラ版のボリスストーリーを意識しつつ。ボリス・ゴドゥノフ (岩波文庫) 出だしは、シェイクスピアだなあ。笑っちゃうくらいシェイクスピアだ。 原作では、ボリスが狂うという描写…

ボリス予習2/図書館を彷徨う

図書館の近くを通る用事があったので、品切重版未定になっているプーシキンのボリス・ゴドゥノフ(岩波文庫)があれば借りてみようと思って寄りました。検索したら、何故か地下の特別扱いの書庫所蔵になっており、書庫に入る手続きが始まったのでビビって係…

ボリス予習1/資料探し

来月の公演の前に、あらすじだけじゃなくて、ちょっとは背景を知っといた方がより深く楽しめるかもと思って探してみました。ボリス・ゴドノフと偽のドミトリー―「動乱」時代のロシア (歴史のフロンティア) (単行本) 栗生沢 猛生 (著) こちらは書評が即入手可…