耳が変化する話
この日の続き的な話題です。
レポでは、なんだか音楽に関しては辛い話ばっかり書いちゃいましたが、実演見に行って不満だったかっていうと、全くノーなんです。すごい高揚感があったし幸せだったし。ただ、こういう形でしか表現出来ないんですよ*1。
なによりも大きいのは、見に行く前と後で、聴こえてくるものが変わったってことなんです。いまはシュターツカペレ・ドレスデンの演奏聴くと、あの鈴の音を発見出来るし、トムリンソンの声も地を這って立ち上がるように聴こえるし、高いパートの魅力も分かるようになってきたし、パーペの声の、耳が釘付けになる感じとか。ああでも、あの声には既に魔法にかかっていましたね。だって、なんか、その通りだったもん。最初から。
実演聴いて、味わえる幅が変わりました。
なんかいまは音にばっかりこだわっていますね。そのうち歌唱のテクニック的なことなんかも分かるようになるのだろうか。今はとにかく「音」が新鮮です。
*1:一昔前の頑固親父か私は・・・・!