スカラ座玉突き人事の記録

Naoさんところ経由で知ったのですが、スカラ座来日公演にキャンセルが発生し、キャストが変更になっている模様です。というわけで現時点での情報を整理しておこうと思います。対照表は、自分の手元に残っていたNBSのプリントアウトとNBSの配役変更のお知らせ、チケットぴあの配役表から作成しました。

アイーダ

	9/04（金）	9/06（日）	9/09（水）	9/11（金）
エジプト王	スポッティ →チーニ	チーニ →スポッティ	スポッティ →チーニ	チーニ →スポッティ
アムネリス	ディンティーノ →グバノヴァ	ディンティーノ →グバノヴァ	スミルノヴァ	スミルノヴァ
アイーダ	ウルマーナ	ウルマーナ	シーリ	ウルマーナ
ラダメス	ボータ	ボータ	フラッカーロ →ニール	フラッカーロ →ニール
ランフィス	ジュゼッピーニ	ジュゼッピーニ	ジュゼッピーニ	ジュゼッピーニ
アモナスロ	ポンス	ポンス	ポンス	ポンス

ドン・カルロ

	9/08（火）	9/12（土）	9/13（日）	9/15（火）	9/17（木）
フィリポ2世	パーペ	パーペ	ラミー →パーペ	パーペ	ラミー →パーペ
ドン・カルロ	ヴァルガス	ヴァルガス	ニール	ヴァルガス	ヴァルガス
ロドリーゴ	イェニス	マイヤー →イェニス	イェニス	マイヤー →イェニス	イェニス
宗教裁判長	ラミー →コチェルガ	コチェルガ	コチェルガ	コチェルガ	コチェルガ
エリザベッタ	フリットリ	カロージ	フリットリ	カロージ	カロージ*1
エボリ公女	ザージック	ザージック	スミルノヴァ	ザージック →スミルノヴァ	スミルノヴァ

同じくNBSの配役変更のお知らせから理由の抜粋です。

• ワルター・フラッカーロ（ラダメス）：喉の炎症による音声障害
• サミュエル・ラミー（宗教裁判長・フィリポ2世）：体調不良により降板申出
• トーマス・ヨハネス・マイヤー（ロドリーゴ）：急病のため来日できない
• ドローラ・ザージック（エボリ公女）：理由明記無し
• ミカエラ・カロージ（エリザベッタ）：言及無し*2 *3

追記

こうなった後で考えてみると、パーペの公式サイトのスケジュール(7/09付で更新)や彼のエージェントの発表(7/24付の記事)がいつも5日間フル出演になってたのは、実はもう既にその時点で変更が決まってたんじゃないかと勘ぐりたくなりますな。知らん振りして問合せのメールしてみたら、その時点で教えてもらえたのかな。今後の教訓としては、予定を立てるときは、勝手に納得せずなんでも問合せしてみましょう、ということで。では体調不良の方々はよく養生して、過密スケジュールになる方々は頑張ってください。

追記2

9/03（木）に、NBSのお知らせにルチアーナ・ディンティーノ（アムネリス）のキャンセルが発表されましたので表に反映しました。って明日のキャストじゃん！
理由：来日後に喉を痛め、医師により出演が不可能であるという診断がくだされたため。

9/10（木）のヴェルレクのメゾも同じ変更になるようです。

http://www.nhk-p.co.jp/concert/20090910_132202.html
【出演者変更のお知らせ】
ルチアナ・ディンティーノ氏（メゾ・ソプラノ）が、来日後、のどを痛め歌うことができなくなったため、エカテリーナ・グバノワ氏が出演することになりました。

グバノワさんの表記が既に食い違ってる。
NBS:エカテリーナ・グバノヴァ　NHK:エカテリーナ・グバノワ

当blogは、役日ベースキャンセル率と、人ベースキャンセル率を提唱します！

それにしても変更多くないですか。試しに計算してみたら、アイーダ：6役×4日間＝24役日のうち8役日が変更ということでキャンセル率33％（役日ベース）、ドン・カルロは同様に6役×5日間＝30役日のうち6役日が変更でキャンセル率20％（役日ベース）でした。これを歌手ベースで考えると、アイーダ：4/11＝36％（人ベース）、ドン・カルロ：3/11＝27％（人ベース）となりました。

*1:8/28時点の配役表では「カロージ →フリットリ」になっていましたが、これはNBS側の誤記だった模様です。8/29昼時点で修正されました。

*2:誤植か？んなわけないか。NBSの配役表でも変更を表す太字扱いになってない。

*3:本当に誤植つーか誤記だった模様です。ああびっくりした。