予習いろいろ日記

そろそろ「オペラと文献」カテゴリーでも作らないかんかなーと思う今日この頃。さて最近追われていた〆切が一段落し、念願だった図書館行きの時間がとれました。以下借りてきた物品の目録とメモ。

  • ランケ『ドン・カルロス−史料批判と歴史叙述−』このBlog的にはお約束の史実もの。またもや人文館の地下に潜ってゲット。意外と薄い本でした。まだ開いてない。ちなみに、誰も開いた形跡がないんですけど。
  • プーシキン全集6』。ちら見するだけのつもりがついつい借りてしまった本。プーシキンの政治態度や距離感がよく分かる一冊。
  • 『オペラ対訳ライブラリー/魔笛』先日の教祖様ブーム以来魔笛を聴いてて、どうしても欲しくなって、いまはカルロの予習を優先しなきゃ、いやこれに手を出すのはブラナー映画のアウトプットをした後にしないと・・・・と思いつつ*1、ついつい借りてしまった一冊。このシリーズは原文と訳文の配置が見やすくて好き。
  • 『名作オペラブックス/魔笛』。上の本以上に借りるつもりは全く無かったのに・・・・この本やばいよ!ザラストロ謎って書きましたが、私が謎だと思ったことが、最初の数ページに書いてありました。アッティラ・チャンパイさん偉い!あんた伊達に名作オペラブックスの監修者やってない!・・・・慌てて本を閉じましたよ。こんなん読んだら、自分で感じて考える前に回答に沿った聴き方をしてしまうではないですか。ああ、いつ読めるんだろうこの本。早く読みたい。しかしこの本も開いた形跡がないな。勿体無い。ボリスは真っ黒だったのに。
  • DVD『ドン・カルロ』イタリア語4幕版/カラヤン指揮/1986年ザルツブルク復活祭音楽祭収録。図書館の検索で出てきたので、ついうっかり好奇心で図書館の人に聞いたら、大層立派な視聴スペースに連れ込まれ、じゃあちょっとだけと思って見始めたら最後まで見てしまいました(不覚!)。本当はリブレット先に読んでドラマツルギーをやった後でないと手を出しちゃ駄目なのに*2。ああ禁断のステップを踏んでしまった。見ながらメモをとってきたので、明日以降に簡単なレポを出したいと思います。
  • 同時にネットで申し込んで届いていたアウラ・マーニャのイタリアオペラ対訳双書ドン・カルロ。教えてくださったkeyakiさん有難うございます!

さーて、これらの予習はまた明日以降に。この図書館への行き帰りに、先日のリューベックの放送をちょっと加工して、はじめてまともなオーディオで*3聴いてみました。

このザックスはやばい!こんなザックスいたら、また話が変わってしまうではないですか。あんたどんだけ話を捻じ曲げる気だ。頼むからやめて。ヴォータンはいいけどザックスは駄目。ダメダメ駄目駄目!・・・・ぜーはーぜーはー。とりあえず先送りして良かったと私は思いました*4

*1:また悪い病気が出たよ。ちなみに病気とは→http://d.hatena.ne.jp/starboard/20090626/1245956846

*2:そんなこと誰が決めた。

*3:またそれかよ。

*4:ファンの態度じゃない!