音響ウォッチ/1階中央が丁度良い?

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 ザルツブルク祝祭大劇場
 ただ今回は残念なことに、こちらの当った席が1階25列という「屋根の下」で、ここは前方の席に比べ、音が硬く荒々しく聞こえる癖がある。そのためベルリン・フィルの演奏も「巨巌のごとき逞しさ」という印象になったが、このあたりがホールで聴くナマ演奏の複雑なところだろう。
 以前にもこのザルツブルク祝祭大劇場で、1階席中央で聴いた私が豊麗で柔らかいと感じた演奏を、2階で聴いた知人たちは「ケバ立って硬い音だった」と評したことがあるほどなのだ。

コメント欄
私たちはいつものごとく、後半のチクルスを聴きました。去年先生にお話したとおり、2階席では音が大きすぎて割れてしまい、うるさく感じましたが、今年はなぜか2階席では良い音で聴こえ、満足しました。今年は平土間後方がだめでしたか。やはりラトルが音の出し方を変えたのでは?ただしベルリンフィルともあろうオケが会場の場所によって音が違うようでは困ったものですね。

2階が駄目で1階中央で丁度良いホールってのもあるのか。単純に響き過ぎなんだろうか。被り席も響くってことは二階の天井が高くてよく反射する素材なんだろうか。全体に内装が反射し過ぎなのでは。

ところでそれは指揮者やオケにはどうしようもないって>コメント欄。それを言うなら、ザルツブルク音楽祭ともあろうものが、こんな場所によってムラのあるホールを作って放置しておいては困ると言うべきだろう。なんとなく興味が湧いたのでザルツブルク祝祭大劇場を聴いてみたくなりました。どんな内装なのかな。*1
例のごとく音響面の有難い解説はこちらから。
http://www.nagata.co.jp/news/news0902.html

*1:・・・・とか思って調べてはじめてみたら、wikipedia:ザルツブルク祝祭大劇場の最後の段落を読んで一発でビビって、すいませんすいませんもう2度とそんなこと考えませんから勘弁して下さい、と平謝りしたくなりました。