Det Kgl Kapelのショスタコ最高！

Danish ネット音源

昨日放送された Det Kgl Kapel（デンマーク王立管弦楽団）のコンサートを聴きながら書いてます。これはおかしい。ホホホーイと調子良くおかしい。ディスクとしてリリースされてるデンマーク産の演奏よりもっともっと、ホホホーイだ。作曲者のせいなのか演奏者のせいなのか分からんが（←たぶん共犯）。全体の印象としてはおもちゃ箱なのに、そんなかで音の作り出す空間的な面白さ、行ったり来たりが尋常じゃない。才能の無駄遣いっぽくて好きだ。言ってみれば、可愛い系トランス（笑）。例の標題音楽を絶対音楽的に聴く人には溜まらんものがあると思う。あーこのジャンルなんか名前つけたいな。テクノ系クラシック聴覚者（仮）とかにしておこうか。しかも聴衆にウケてるよ。君らおかしい。

http://www.dr.dk/playlister/playlist.asp?cid=4&dd=27&mm=04&yyyy=2010&cidName=P2
Mats Rondin, Det Kgl Kapels Kammerorkester, Peter Jablonski, Mats Rondin
Kammerorkesterkoncert; Det Kgl. Kapel (Koncerthuset, Koncertsalen, København) 25.04.2010

  • Charles Ives: The unanswered question
  • Dmitrij Sjostakovitj: Allegro
  • Dmitrij Sjostakovitj: Andante
  • Dmitrij Sjostakovitj: Allegro
  • Frédéric Chopin: Mazurka a-mol op 68 nr 2
  • Franz Schubert: Adagio molto - allegro vivace
  • Franz Schubert: Andante

でもこのP2のサイト、曲名とかこれしか書いてないんだけど、これなんかちがくね？これ楽章の後ろについてるテンポを指定するアレだよね。どっかに別に書いてあるのかな？本当にこれしか見当たらないんだけど。

しかしこのコンサートはじまる前の比較的ポピュラー寄りのクラシックとか聴いてて思ったけど、こう、アクセントをしつっこいくらいベタに被せてくる傾向があるよね。このベタを通り過ぎたやり過ぎセンスは好きだ。コペハン・ジークフリート2幕の角笛の吹き鳴らしを思い出させるノリつーかさ。← そんなん書いても誰も分からんわー。←（追記）そう思ったのでリンクしてみました。

あとこの日のP2は、流し聴きしてたら、アナセン＠監督業のSweeney Toddのプレミエの日だったので、そのインタビューが聴けたのだ。ラッキー。何言ってんのか全然わかんないけど。ついでにこのおっさんはまた恐ろしい被写体深度の写真を撮ってもらっておった。写真の元ネタはこちら。