おんぶコンビを追え!

シベリウスからフィンランドつながりというわけでもないんですが、フィンランド国立オペラ@ヘルシンキってどうですか?誰か聴いたことあります?どないでっか?・・・・と言いますのは、こんなものが気になってるからでありまして。

http://www.opera.fi/en/productions/die_tote_stadt/496
Korngold: Die tote Stadt
Conductor Mikko Franck
Director Kasper Holten
Paul Klaus Florian Vogt
Marietta/Voice of Marie Camilla Nylund
Frank/Fritz Markus Eiche

ホルテン演出のコルンゴルト「死の都」です。縁があって録音では聴いたことはある作品です。作品テーマは「喪失感の克服」だそうで、しばしば現代の新作フィクションの下敷きともされる非常に現代的なテーマで、時代感覚を描くことを得意とするホルテン演出はぴったりではないかと思います。つーか、ぴったり過ぎて意外性に欠けると、外され感を求めて三千里のstarboardとしては物足りなく思ってしまうほどです。もっとチャレンジャーなやつが観たいよう!(←この贅沢者!!!)

トリイゾ鑑賞予定日の前日で、飛行機で一時間少々の距離なので、行けなくはないんですよね。飛行機をフィン・エアーにしておけばストップオーバー出来たのですが、KLM予約しちゃったので、コペンに入ってから往復するしかないのだなあ。


ちなみに、おんぶコンビの片割れ、シェンヴァントさんは、来シーズンから Netherlands Radio Chamber Philharmonic に決まっている模様です。オランダです。こっちこそKLMでストップオーバーしてコペンと掛け持ちしやすそう*1

http://www.ingpen.co.uk/artist_detail.php?aid=23
Michael Schønwandt is Music Director of the Royal Orchestra and the Royal Opera in Copenhagen and in 2010/11 will take up the position of Chief Conductor of the Netherlands Radio Chamber Philharmonic.

つーかこの8月からもう就任してるじゃないかあ!
http://en.radiokamerfilharmonie.nl/mco_page/uitgelicht/20981/
12月のこれまたトリイゾ前日にコンサートがありますね。ホルテンと同じ日じゃん。何故君達はそんなにシンクロしてるのかね?

Radio Kamer Filharmonie
Friday 3 December 2010 Start time : 20:15
Utrecht: Vredenburg Leidsche Rijn
Conductor : Michael Schønwandt
Programme
Alexander Scriabin: Sonate no.9 op.68 "Schwarze Messe" (orkestratie Wagemans)
Serge Prokofiev: Concert voor viool en orkest no.1 op.19 in D gr.t.
Franz Schubert: Symfonie no.6 in C gr.t. D.589 "De Kleine"
Soloist : Tasmin Little , viool

ど、どうしようどうしよう(うろうろ)・・・・・・しかし、ちがーう!私はおんぶコンビが観たいのだ!


ところで今日のは照れ隠しエントリでありまして、実はHoudini聴いてバクバクして、マスカレードのときみたいになっちゃって、何も聴く気になれなくて、今日は音はお休みしてたのでした。なにか考えてないとおかしくなりそうだ。ストリートオペラがなんでこんなにクるんだ。おかしいよ!元々なにもかもおかしいんだけど。

*1:KLMはPEXが格安切符並に安いし関空から使いやすいしDeltaでマイル溜めると一番安い価格帯の切符でも100%付くし、大きなマイナスポイントはないし(←重要)、愛用してるのです。