ええっ?これなの?????

今日書くことは、私が自分の感覚を疑ってるという話です。

なんか宣伝用映像とか音源とかがあるとする。そういうのは、やっぱそれ見て/聴いて、チケットを買いたくなるとか、CDやらDVDやらを買いたくなるようにさせることが目的であろうと思うので、ってそんなこと改めて言うまでもなくそういうもんだが、だから全体のうちのいいところを抽出して作るものだと思うのが、ってそれも改めて言うまでもないかもしれないが、なんというか「ええっ?よりによってこれ(ここ)なの?」「いくらなんでもそれはないだろう、せめてもっと無難なところを抽出すればいいのに」というものを見てしまったとする。つーか私は視覚はどうでもいいので*1、そう思うのは殆ど音のことで、「見てしまった」ではなく「聴いてしまった」なのだが、まあそういうことが多々あるのである。しかもそれを褒めてる人がいたりして全く面食らうのである。あれは何なんだろうなあ。一応こんな仮説を考えてみたりする。

  • 本当に「そこ」はまだマシな部分であって、他はもっと粗だらけである。
  • 私が粗だと感じるものは、客観的には粗ではない。私の評価軸がずれている。
    • 大抵の人にとって(質的に/量的に)問題とならないレベルを問題視している。
    • とんでもなく相場外れのものを勝手に標準化している。
  • 粗を埋め合わせて魅力となるものがそこには確かにあるのだが、単に私にはキャッチ出来ていない。
  • 私にとって引っ掛かるポイントこそが、他の人にとっての魅力になっている。そもそも誰かにとって魅力があるというのは、別の誰かにとっては、耐え難くムズムズする原因になりかねないものであり*2、それは不可避の事態である。

*1:見てしまったら面白がってツッコむが、心底どうでもいいと思ってるから平気でなんぼでも無責任なことを言う節がある。

*2:我が身を鑑みて、私が「すごく」惹かれるものは大抵そういう存在であるので。