京響定期2011年2月

行ってきました。前半はかなり楽しめて、特に、「グラン・パルティータ」の第3楽章は良かった。曲目のせいもあって、いつもの音を分解的に取り出して楽しむ感じじゃなくてハーモニーでしたねえ。あと井上氏は写真まんまの人ですね。指揮姿も特徴的。ところが後半、窓口でチケットを購入しようと表に出て並んでたら、全然並んでないので楽勝と思ったら直前の人がやたら時間かかってて、ちゃんと時間を見てなかった自分が悪いのですが、戻るのが遅れて1階の最後列の後ろで立ち見になってしまった。そしたら遠くでレコードが鳴っているような音になってしまった。生の臨場感が、これでは残念。これがこのホールで駄目々々言われる問題点ですかね。でもニーズがあるようで、この辺一体は高齢者の方々のお席に(結果的にというか自発的にというか)なってました。刺激が強すぎない方がいいんですかね。ニーズがあるならいいけど、初めてホールに来た人などには気の毒ですね。

京都市交響楽団第543回定期演奏会
2月13(日) 2:30pm 京都コンサートホール・大ホール
井上 道義(指揮)
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲K.527
モーツァルト:セレナード第10番変ロ長調
       「グラン・パルティータ」K.361 (370a)から、1,3,6,7楽章
モーツァルト交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551