またもや遠征計画で迷っていた

鑑賞準備

本日、旅行会社から電話がかかってきて、航空会社からサーチャージを上げると連絡があったので、予約済の分を発券するか問合せがあった。そこでstarboardは迷っていた。PROMSの件をどうするかというのもあるのだが、実は数日前に、気になるプログラムを見つけてしまったのだ。

Parsifal Wagner
Sunday, 10.07.2011, 17:00-22:00
Location: Zurich Opera House
Conductor: Daniele Gatti
Producer/production: Claus Guth
Yvonne Naef (Kundry), Eva Liebau (1. Blumenmädchen /1.), Teresa Sedlmair (2. Blumenmädchen/ 1.), Katharina Peetz (3. Blumenmädchen/ 1.), Sen Guo (1. Blumenmädchen/ 2.), Viktorija Stanelyté (2. Blumenmädchen/ 2.), Irène Friedli (3. Blumenmädchen/ 2.), Wiebke Lehmkuhl (Stimme aus der Höhe); Thomas Hampson (Amfortas), Pavel Daniluk (Titurel), Matti Salminen (Gurnemanz), Stuart Skelton (Parsifal), Egils Silins (Klingsor), Michael Laurenz (1. Gralsritter), Andreas Hörl (2. Gralsritter); Sen Guo (1. Knappe), Katharina Peetz (2. Knappe); Andreas Winkler (3. Knappe), Boguslaw Bidzinski (4. Knappe)

あの評判の悪いガッティのパルジファルである。これが聴きたいのだ。ロンドン入りの前日でタイミングピッタシだし、さらにその前日にはガッティのヴェルレクか、モーツァルトの初期のオペラ「牧人の王」が聴けるのだ。

Verdi Requiem - Daniele Gatti
Saturday, 09.07.2011, 19:30-21:00
Location: Tonhalle
Conductor: Daniele Gatti
Orchestra: Zurich Opera House Orchestra
Choir: Zurich Opera House Choir, Zurich Opera House Supplementary Choir
With
Barbara Frittoli (Sopran), Marie-Nicole Lemieux (Mezzosopran); Francesco Meli (Tenor), Matti Salminen (Bass)

Il re pastore Mozart
Saturday, 09.07.2011, 19:30-22:00
Location: Zurich Opera House
A cultural commitment of Credit Suisse
Conductor: William Christie
Producer/production: Grischa Asagaroff
Orchestra: Zurich Opera House Orchestra
Malin Hartelius (Elisa, nobile ninfa di Fenice, amante d'Aminta), Martina Janková (Aminta, pastore, amante d'Elisa), Sandra Trattnigg (Tamiri, filiuola del tiranno Stratone, amante d'Agenore); Rolando Villazon (Alessandro, re di Macedonia), Benjamin Bernheim (Agenore, nobile di Sidona, amico d'Alessandro)

私が思うに、来年3月にパルジファルを聴いたら、もうパルジファルは実演は聴かない（聴きたくなくなる）予感がする。もうリングもトリスタンもあまり入れたくない。こうやって一演目聴くたびに封印していく気がする。なにか変な話だが。

少なくとも、遠征して聴く機会は無くなると思う。なんだかんだ言って、アナセンがいなければ遠征したりしなくなる気がする。だから聴くなら今なのだ。本当に変な話だが、聴きたくても聴けなくなるのだ。これは矛盾している。前者の「聴きたくても」は興味はあるということで、後者の「聴けなくなる」は体が受け付けないということだ。きっとそうなってしまうだろう。本気で変な話だ。


とりあえず行くなら、テノールが耐えられないほど駄目じゃないかチェックだ。私にとっては「受け付けられない」に該当しないことが最重要。でないと折角のオペラの時間が我慢大会になってしまう。そういうわけで探す。あんま音源はないけど、YouTubeにこれがあった。
Opera Australia's Peter Grimes　http://www.youtube.com/watch?v=B_lE53D2hiI
この人は大丈夫な気がする。ただ、他の演奏でおっけーでも、ワグナーの旋律だとNGなケースがあるから確認しないといけない。幸いNaxosライブラリですぐ聴けるディスクがあった。
http://ml.naxos.jp/album/oc926
なんとおっけーだった！貴重な機会だ。行くしかないのか？手配やり直さないと。