ダグラス・ボストックと一緒にイギリス・チェコ・北欧

お久しぶりです。ロンドンから帰るなり某反対運動に忙殺されたり、一泊という約束で泊まり込み現場に出かけたら3泊拘束されたりと時間の感覚がなくなる毎日が続いておりましたが、なんとか復帰しました。あ、そういえば明日はラジオに出ます。放送は数回ある筈でネットでも聞けるので、後で案内しますね。さて、この間にも根性に根性を重ねて確保していたチケット分の公演はこなしておりました。

まず直近分から書くと、ダグラス・ボストックに釣られて購入した京響の入門者企画。この入門者企画も2回目です。入門企画といえ、定期でこんくらいのオケは普通にあるよなあと思う水準で、なかなか聞かせてくれました。相変わらずホルン@前半とフルートはさすがだし。こんな800円企画であの水準を聴けるんだから、京都の皆さんは実はとってもお得なんですよ。足を運びましょう。ただ、数百席しかない小さなホールでフルオケを聞くと、ガンガン来過ぎて、ちと耳がしんどいと感じた面も。すこぶる贅沢な悩みでありますが。

コンサート名:みんなのコンサート 2011
音楽の旅〜イギリス・チェコ・北欧
日時:2011年7月31日(日)2:30pm 開演
会場名:京都市東部文化会館
出演者:ダグラス・ボストック(指揮)
都築 由美(司会)
曲目等:
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番ロ長調
スメタナ交響詩モルダウ
シベリウス組曲「カレリア」
ウォルトン戴冠式行進曲「王冠」
ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴズによる幻想曲
アーノルド:4つのスコットランド舞曲op.59
エルガー:行進曲「威風堂々」第1番

後半のイギリスものの方がリラックスしているというか、格段にしっくり来る感じがしたのは気のせいでしょうか。アンコールの曲のエルガー「くまの行進(?)」、たしか「くまの」というのはあってると思うのだけど、これがなかなかでありました。この日は入門企画のためか癖の無い感じにまとめた演奏だったのですが、ここだけアクのある演奏で、ちゃんと聞いてみたいと思わせる内容でありました。