来日公演パンフ、差し上げます

先日のボローニャ歌劇場の来日公演でパンフレットを来場者全員に配っていました。こういうものは家に残さないことにしているので、どなたか欲しい方がいらっしゃったら差し上げます。今年のメトのパンフレットも同じ事情で手元にあるので差し上げます。バラでもセットでも可。希望者はコメント or メール下さい。

ROHのシーズン毎のパンフレットなんかもありますが、欲しい方いらっしゃいますか?秋シーズンはトーマス・アレン特集だったなあ。その前の特集は、忘れちゃった。ただ捨てるのは忍びないので、引き取ってくださる方がいれば有難いです。


ついでに、そのボローニャのパンフよりメモ。こういうものはどんどんデジタル化して紙は処分するに限りますね。

ボローニャ歌劇場 2011年来日公演パンフレット
フルッチョ・フルラネットのインタビューより
(伝統的な演出はお好きですか?という質問に対して)
忘れてはならないのは、現代的な演出をするためには伝統的な演出をするよりも優れた才能が必要だということです。そんな才能ある演出家はごくわずかです。多くの場合、プロフェッショナルとも言えない人々の演出を受け入れなくてはならない羽目に陥り、私たちは最初から最後まで苦しむことになるのです。
私は幸いなことに現代的な演出でも大変素晴らしい舞台に出演してきました。ルカ・ロンコーニの<<ランスへの旅>>、これは最高の舞台で日本でも歌いました。ザルツブルグで90年代に出演したパトリス・シェローの<<ドン・ジョバンニ>>、これも伝統的な舞台ではありませんでしたが、天才的な頭脳で作られたプロダクションでした。残念ながらこのような天才的な才能は非常に少ないのです。演出家と名のつく人々は大勢いますが・・・

そうだよなあ。現代演出の酷いのが出てくると、すぐ変えるな/いや変えてもいいという二項対立になるけど、本当のとこは、難しいってことなんだよね。あと文中に出てくる公演は映像リリースされてないか探して観てみようと思ったのでメモ。どなたか情報を知ってたら教えてね。

ところでパンフに挟んであった追加の紙は、隅までじっくり読んでみると発見があるよ。