ザクセン声楽アンサンブル
人間の声って、綺麗ですねえ〜。ありきたりな言い方ですが、声の多彩な魅力とハーモニーの妙・・・みたいなことはこのブログでは言わないようにしているのですが、これはもうこうそう言うしかない、そんな時間でございました。今日は全然分析的な聴き方を出来なかったな。目を閉じて、ただ綺麗な音を浴びていました。
ただ、これはこれですごくよいのだけど、勿体無いのでちっとは予習すべきなんですかね。予習しないと、どの楽曲も同じように感じがちですからね。今日は言葉がはっきり飛び込んできて、予習してたらもっとずっと面白いプログラムだったんだろうなと思いました。びわ湖ホールの声楽プログラムは日本語訳詞が配られるのですが、これはこれで有難いのですが、ドイツ語なら*1手ぶらで聞き取りは難しいけど読みながらならついていける人もそこそこいるだろうし、原詞も付けて頂けるとたいへん有難いです。文字数が増えると字が細かくなるか、パンフのページ数が増えちゃうかな。別刷りのコピー紙とか、それも希望者のみとかでどうですかね。
事前のお知らせの件ですが、無事全員揃ったアンサンブルを聴けました。
http://www.biwako-hall.or.jp/event/detail.php?c=10200271
2011年11月26日(土) 開場:13:30 開演:14:00 びわ湖ホール小ホール
ザクセン声楽アンサンブル
至純のア・カペラ ドレスデンからの贈りもの
“星に寄せて シューマンと仲間たち”クララ・シューマン
無伴奏合唱のための三つの混声合唱曲
ヴェネツィアの夕べの祭、前へ、ゴンドラを漕ぐ人ロベルト・シューマン
無伴奏合唱のためのロマンスとバラード 作品67より
トゥーレの王、美しきロートラウト姫、野ばら、嵐ヨハネス・ブラームス
無伴奏合唱のための合唱歌曲 作品62より
古き愛の歌、森の夜、お前のやさしい心、この胸の想いのすべて、風が吹くロベルト・シューマン
無伴奏合唱のための四つの二重合唱曲作品141より
星に寄せてニールス・ヴィルヘルム・ゲーデ
無伴奏合唱曲のための歌曲作品13より
春という名の騎士、睡蓮ファニー・ヘンゼル=メンデルスゾーン
無伴奏合唱のための園の歌作品3より
木々のざわめきが聞こえないかい、美しい異郷、森のざわめきはすでに夕暮れの気配、
森の中でロベルト・シューマン
無伴奏合唱のためのロマンスとバラード作品75より
死という名の草刈り人、森の中で、悲しき狩人、傷ついた若者(ドイツ古謡)
それから、思いがけずゲーゼ(ゲーデ)が聴けました。初「生ゲーゼ」です。いや、昨年アナセン歌ってたっけかな。ゲーゼってのはデンマークの作曲家で、私も知らなかったんですが、メンデルスゾーンの後継者でシューマンの親友なんですね*2。会場で人間関係相関図が配られてました。