オフィシャルの意見交換会が開かれるらしい
今日の内容は、あんまり真面目に読むと「怒ってる人って苦手」「被害妄想乙」になっちゃうので、「他所のスキャンダルおもしれー」くらいの態度で読むことを推奨します。
今までやってきた運動が効を奏したのか、スポンサーの耳に入ったり*1、2月の市長戦で分かりやすい論点として攻撃対象になるのを警戒されたのか、とうとうオフィシャルの意見交換会が開かれることになった。応募は京都会館の利用者に限定し、その中から参加者を抽選で選択するとのこと。
京都会館のホール利用団体等に対する再整備事業説明会の実施について
(前略)京都市では,これまでに京都会館のホールを多く御利用いただいた団体の皆様をはじめ,文化芸術活動を行っておられる団体の皆様を対象に現在の取組状況等を御説明させていただき,また再整備後の舞台機構舞台サイズ等について意見交換をいただく場として,以下のとおり説明会を実施します。
- 2参加対象
・京都会館開館50周年記念式典に係る表彰団体
・一般募集団体15団体程度
※ 団体での参加のみ。個人での参加は不可。
- 3一般募集団体枠参加申込方法
(1)応募方法
別紙の参加申込書に必要事項を記載のうえ,下記「6申込書送付先」まで郵送,FAX,又は
電子メールにより送付してください。応募多数の場合は,抽選させていただくことがあります。
(2)受付期間
平成23年12月26日(月)〜 平成24年1月6日(金)【※消印有効】
- 4議題(予定)
(1)京都会館再整備に係る取組状況について
? 舞台機構,舞台装置等の整備内容に対する御希望・御意見について
(3)意見交換(以下略)
基本的に利用者を無視していたこれまでの過程からすると、形式的には大きな前進であるが、懸念は、抽選で参加者を選別出来ること。大きな舞台機構が必要だと証言する参加者だけを選ぶのは容易である。これまでの口封じの手口からすると、選別するだけでなく、言わせることすらやっても不思議ではない状況である。現市長はかつての「やらせタウンミーティング事件」あるいは「タウンミーティング不正抽選事件」で、抽選と称して、自分とこの関係者(市教委)を送り込んで参加希望者を水増しして、特定の応募者を排除した(ついでに巻き添えを食って、無関係な本来の参加希望者約50人も落選扱いとなった)ことで、最高裁で有罪判決を受けた人物である。しかも、判決へのコメントは「国に言われたからやった(から自分は悪くない)」。九州電力やらせメール事件との類似性を持ち出すまでもなく、原発と共通のやり口である。ちなみにご本人は原発推進の立場である。
- http://www.cpgkyoto.jp/kenkai/2006/12/14-173203.php
申し入れ「タウンミーティングイン京都」における市民排除の悪質行為に断固抗議し、全容の報告と市民への謝罪を強く求める - http://www.kyoto-minpo.net/archives/2007/12/03/post_4023.php
門川氏はタウンミーティング不正の責任者/京都民報 - http://antikokoro.web.fc2.com/newpage46.htm
タウンミーティング不正国賠訴訟控訴審での逆転勝訴判決について/タウンミーティング訴訟原告団 - http://antikokoro.web.fc2.com/newpage5.htm
内閣府・京都市教委による「タウンミーティング」不正抽選・言論封殺事件(TM訴訟を支える会) - http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/d9645b9e0c2a29479d27498cc96fca01
- http://cpgkyoto.jp/kenkaiseimei/2011/07/post-5.html
- http://p.twpl.jp/show/orig/zt4Tu
「門川市長は謝罪を!」京都市民の会
ちなみに、上の有罪判決の件も、それ以外の似たような不正で賠償命令もあるのだが(興味がある人はパイオニア委託事業住民訴訟で検索してください)、京都市民は、いつものように知らない。基本的に無関心であり、無関心で口を出さないことが良き市民の条件であり、「ややこしいことは言わんといて」であり、口にする者は「あの政治的に偏った人たち」扱いで避けられるので、どんなに時代錯誤な不正でも、やりたい放題なのが現状である。市民がこんなだから舐められて、何をしても大丈夫だと思われているのであるが、だからあの原発の不始末なんて、責任は無関心な市民にあると私は思っていて、それまで(専門外の分野では)政治に関わって来なかった自分を恥じたので、今こんなことをやっているわけである。嫌な奴と思われるのは仕方ない。実際嫌な奴そのものなんだろう。
ところで方針変換
これまでは、全くの第3者でも確認出来るように、クリック一発で証拠が見れることしかここには書いて来ませんでした。しかしそれではどうしても限界を感じたので、今回は違うことを書いています。口封じの件は、残念ながら、誰が何を言われたのかを書くことが出来ませんが*2、個人的には、これがこの活動をする一番の原動力になっているポイントです。音楽関係者に口封じをして強引に作る音楽ホールなど要りません。