バイエルンのドン・カルロ観ながら実況中継

結構サーバー混んでますが、皆さん観れてますかね。FLVでストリーミングキャプチャ中なので、もしリアルタイムで観れてない人がいれば、コメント欄で申告してもらえばシェアしますよ。
http://www.bayerische.staatsoper.de/data/livestream/index.html

いきなりだが、カウフマン老けたなあ。つーか、老けたというより、不健康そう?術後の経過が悪いのか?メイク or 照明のせい?でも他の人はそんな風に写ってない?あまりにも気になったので、全く音楽が聴けなかった。

あ、パペっち出てきた。5幕版なのに、ここで出てくるとは思わなかった。しかも、それはなんか違くないか。しかしこの人はいつ見ても、丸々してて健康そうだな。うーん、スペインの赤黒衣装が・・・カボチャパンツがすごく強調(笑)。

良かった、修道士がまだマシだった。とりわけ良いわけではないが、「ないわー」じゃなかった。これ重要。ロドリーゴのキャラが珍しい。小太り地味眼鏡で、文官ロドリーゴだ。ピッチが・・・。

女官のシーンが美しくなーい。華やかさナッシング。エボリがおぼちゃんで、テバルドがおばちゃんだー(テンションダウン)(歌が圧倒的なわけでもないし)。ここが美しくないと嫌々。素材じゃなくて、観せ方だと思う。ドイツ系って、なんか舞台が暗いよねえ。そういえば去年の来日公演でもずっとトーンが暗かったなあ。ここの伝統か。

この演出は、フィリッポがなんでも目撃してる演出なんですね。エリザベッタとカルロの逢瀬の場面でもカルロ突っ伏したまま残ってるし、そりゃ「何故王妃が一人なのだ」って怒るわー。エボリに呼び出されるシーンでもうろついてるし。普通の乗馬ズボンみたいなのになってる。銀髪が素敵。でも頭頂部の毛、復活してないか?(笑)← ひどいファンである。

音楽のことをあまり書いていないということは、まあ、あまり感心していないということです。さて寝るか。

寝るかと言いつつまだ起きてた。フィリッポのアリア終わったら寝る。ちょっと!なんなのその寝姿は。膝丈ズボンに丈の長い上着のセットにくつ下。ふくらはぎが。王のふくらはぎ(ちょっと嫌らしい響き。ムフ)。確かに深夜寝られーんてシーンだからベッドの上で不思議はないのだが、むしろ普通に考えたらそうなるかもしれないが。しかしこの人は深夜からなんでこんなに全快なんだ。あの・・・ベッドカバー被っちゃったよ。色々レア過ぎて面白過ぎる。この鼻のラインはやはり好きだ。

大審問官は良かった。ひさびさ。

追記

ロドリーゴとのシーンでなんか台詞言ってますね。いつもは省略されてる分?にしてはドイツ語っぽく響いてたような。この演出のアレンジ?しかし、ここの王様は全快すぐる。この人が言うと「フランドルもスペインのように」って本気で言ってるようにしか聴こえん。

王妃が倒れたのシーンの重唱とか、このロドリーゴは変な個性の人だなあ。ピッチが良かったら面白いのに。もっとも、ヴェルディの旋律らしくないって言われるだろーなー。

パペっちとカウフマンの組合せは、見てると、いやー絶対馬が合わなそうだな、この2人って感じが本当にする。何故だ。パペ・フィリッポが若過ぎるからか。史実っぽい。

あ、最後の修道士がなんかダメだ。最初と同じ人?最後は全然ヒネって無かったネ。

休憩中にやってた今シーズンの映像を一通り見て、なんとも華やかでない劇場だなあーって思った。演奏は、うむ。来日公演の記憶とそんなに違いがなく悔しい思いをしなくて済みました(良かったのか悪かったのか)。