よく分かんないけどチケットが取れてしまった@ROH

今年のオペラ遠征は、3月にデンマークとケルン、9月にロンドン+α*1に行くつもりなんだけど、微妙に5〜6月のロンドンのサロメも気にかかっておりまして。だってこの機会を逃したらしばらくアナセンのヘロデ入ってないんだもん。そしてアナセンの年齢を考えると、いつ最後のチャンスになるか分からないんだもん。でもそんな何度もROHばっかりってのがイマイチ盛り上がりきれない要素で、きっとホルテン演出がかかったら行くからこれからも縁があるだろうし、そもそも、ここ箱(音響)としてはあんまし好きになれないんだもん*2。ああっ。つくづく、この間のパリに行っておけば良かった。あっちの方が色んな意味で理想だった。そんでキャストも・・・ヨカナーンが先日聴いて懲りたあの人だし、期待出来そうなのは第一のユダヤ人のペーター・ブロンダーくらい・・・*3 *4

ただ時期としては、この時期悪くないんですよね。直前にガッティ指揮のファルスタッフが聴けるし、サロメの合間にデンマークに飛べばDKTのオペラ1演目*5とクリステンセンのリサイタル聴けるし。

と考えてたら、なんかファルスタッフ既にフレンズ向けは発売になってたんですよ。折角有料会員になってるのにチャンスを逃してて、その時点の空席チェックしたら案の定イマイチだったし、え゛ーーーーー↓と思って気合が入らずにいたんですが、さっき、たまたま偶然ROHのサイトをチェックしたら、なんか二千人級のWaitingになってて、今日発売って聞いてないけど一体なんだろうと思って、とりあえずそのまま待って、待ってる間にフレンズ向けに来てるニュースとかチェックしても全然分からなかったんだけど、それで、いざ順番が来てお目当て日程のファルスタッフをチェックしたら空席状況は相変わらずで、そりゃそうだよね、そんな都合のいいことあるわけないか、でも今日は一体何の発売なんだろう?私には関係ない演目かな?上級会員向けの発売かな?と思って去ろうとしたんです。

そこでなにか虫の知らせがあって、せっかく長時間待ったんだし、もう1回だけ、今度は別の箇所からファルスタッフの空席チェックしたら・・・なにーーー!?さっきは無かった、私の目当てドンピシャの安席が出てるーーー?即効ポチりました。その後あちこちチェックしたら、やっぱり空席が放出された直後に居合わせたみたいで、どのフロアもちょこちょこ増えてました。本当にジャストタイミングで居合わせたみたい。ラッキー。

まあ、最上階の舞台寄りの安席だし、他の人にとっては全然良席じゃないと思うけど、私にとっては、通路寄りの最後尾で後ろの人を気にせずに身を乗り出せて*6、そして何より大切なことに最上階オケ上で音響的な良席の少ないROHの中では悪くない、この状況下では理想的な席なんです。もっと確実に行くと決めているなら4階バルコニーのボックス席を抑えるけど*7、行けるか行けないか不確実な状況下での保険席としては、ほぼ理想的な場所がゲットできました。なんせ13ポンドだし。後は5月発の航空券が安くゲット出来れば、本当に行けるかも。またカタール航空のキャンペーンやってくれないかなー。とりあえずこれでサロメの発売は絶対逃せなくなった。

しかし、今日の発売は何だったの?何故あんなに人が並んでたの?そして、たまたま偶然立ち寄った私が、Waiting二千番だったのに幸運にも放出直後に当たってしまって良かったのだろうか。前回のSTALL舞台寄り一列目の放出直後を拾ったのも含めて、妙にROHでは幸運続きなのでした*8

*1:リングサイクルの合間に抜け出してどこか初体験の歌劇場に行くつもり。

*2:グランド・ティアーのオケ上のボックス席で聴ければ最高だけど、他はあんまし。京都コンサートホールに似てる。全体にデッドで良席の少ない箱の、ステージから一定離れた場所に快楽で涎が出そうなくらい良いエリアが出来るんだよね。なんだろうあれ。

*3:しかし何故この人がこんな端役なんだ。やっぱり手厚いカバー対策?じゃあ降ろされる前に聴いておかないと。下手すると9月も無くなるかもしれないから、やはり5月に行っておくべきでは。しかし、おっかけ仲間でこんな心配をしなければいけないファンは私だけだぞっ!もうっ!

*4:でも私は、微妙に、ROHには立たせたくなかったりする。勿体無いもん。

*5:またKW演出なのが超気に入らないけど!

*6:これで上階サイドならでは見切れストレスは半減。後は背景がちゃんと観れない問題だけ。ガッティ・サウンドが目当ての私には無問題。

*7:もっと贅沢を言えばグランド・ティアーのボックス席だけど、200ポンド×4席セットで購入必須=来日公演のS席価格すら超えてしまう価格設定なので、夢のまた夢。せめてもう一人シェアしてくれる人がいたらなあ。

*8:でも一番のラッキーはグランド・ティアーのボックス席の音響を無料で体験出来たことです。