ついでにキャスト変更に思うこと
スター歌手だと降板予定のスターの名前でチケット売って直前発表すると文句が出ますが、今回は両方ともそういうクラスの歌手でもないし*1、別にいつ発表してもいいんじゃないでしょうか。
事務仕事ばっかりしてらんないとか、1回発表してもまた変更されて2度手間になるとか、どうせ他にもキャスト変更あるからまとめて発表した方が「また？」と思われなくて済むとか、フルカラーのチラシを既に発注してしまったとか、広報部門とキャスティング部門の情報伝達がアップトゥデイトではないとか、打診しただけで正式に契約するのはもっと先とか、そりゃあ色々な事情があるでしょうが、観客が先回りしてそれを慮る筋合いもないので、私は好き勝手言ってます。劇場は劇場の都合で好き勝手やり、客は客の都合で好き放題言って、経済学の均衡じゃないですが、落ち着くべきところに落ち着いたらいいと思います。日本だと先回りして事情を推し量り黙ってるのが大人な態度として評価されがちですが、それをしてて我が国の政治その他の機構がどんなことになってるかよく分かったので、そういう大人な態度は止めようと思った昨今でした。
私も最近慣れてきたので、劇場の発表には期待せず、キャスト表に誰の名前があっても当日聴けりゃラッキー、代役でもそれはそれでよし、どうしても聴きたい歌手なら本人やエージェントに確認すべき、それをしない程度の思い入れならそれまでよ、と割り切るようになりました。劇場には劇場の都合があり*2、エージェントは別の動機で動いてるから、そちらに聞きます。もっとも、あの方ほどのスターとなると、対応する方も大変かもしれません。
