ロンドンまでの道のり
iPhoneを無くしたダメージは思いのほか続いていて、ロンドン旅行記もそのひとつ。最近私はiPhoneとBluetoothキーボードの組合せでなんでもやっていて、ブログの公演レポなんかは公演帰りにお茶を飲みながら、あるいは帰りの交通手段の途中で書くことにしており、これがなかなか調子がいいので、今回ははじめてPCレスで1週間以上の旅に出たところだったのです。
ところで余談ですが、iPhone+Bluetoothキーボードにして本格的に出先で長文打てるようにしてから何がいいって、こんだけいいです。
- 荷物が軽くなった(PC比)
- バッテリーを気にしなくていい(PC比)
- 記憶がフレッシュなうちにレポが書けるようになった
- 公演後の過ごし方に困らなくなった*1
- 文字にしていると、手ぶらとはまた別の余韻に浸りやすくなった
- 帰宅してPCに向かうまで手持ち無沙汰だった時間が有効活用出来る
特にバッテリーの持ちは長距離フライトでは大正解。これで機内ではずっと入力作業が出来るうえに、空港で電源アダプタ持って少ないコンセントの取り合いに参加しなくて済むようになりました。予備バッテリも軽くて良い選択肢が色々あります。ちなみに私の最近の愛用はこの組合せ。予備バッテリがPC接続&充電用のケーブルを兼ねていてコンパクトに納まるので、持参品がすっきりします。しかもiPhone本体への充電が終わると自動的にバッテリに充電を開始するようになっているので、本体の充電さえしていれば常にバッテリも準備OK状態になっているわけです。海外では使えるソケットの数も限られるし、充電終わったか気にしておいて繋ぎ変えたりするの面倒ですから、この機能は地味に役立ってます。
それに、最近のBluetoothキーボードの充実とお値頃感はすごいです。実売2千円を切るものも普通にあります。
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さて話は戻って、そういうわけで快適iPhone旅ライフを送っていたのですが、今回iPhoneと一緒に出先で書いた文章を無くしちゃったので、どうにもレポの腰が重かったのでした。デンマーク遠征レポも往路のフライト中に大分書いたのに(泣)。本体はもういいから、文章返してくれー。メールで送ってくれー。
仕方無いから話は戻ってロンドン。今回の往路は1745ヒースロー着の中華系航空会社。機内では漏れなく中国語で話しかけられるというおまけあり。オペラはその日の1930から。到着予定時刻から開演まで1時間45分。開演から観るのは8割方諦めていたのですが、フライトは全く遅れもなく順調に到着し、エコノミーの最後方に乗っていたのに定刻前の1735には機外の人に。そこからトイレに行ったり着替えたり顔洗ったりして10分経過。入国審査に並ぶとそれなりの行列。ところが中国人団体の一員と思われたらしく、団体用に新たに開けられた窓口に割り振られ、あっさり通過。中国人に間違えられる特技がこんなところで役に立つとは。往路の乗継が2時間切っていて積替が心配だったのと、受取に時間がかかるのを警戒して荷物は機内持込のみにしていたので*3、預け荷物の待ち時間はパスして空港外に。キャッシュ降ろして市内に出る空港駅まで歩いて1820。ここからヒースロー・エキスプレスでパディントンまで出てタクシーでROHまで行くつもりでしたが、今ならコヴェント・ガーデン直通の地下鉄に乗ってもOKなのでは?見慣れぬ駅で上り下りしてタクシーに収まるまでの時間と慣れた道で時間が読めるルートでは後者が安全、と咄嗟に判断して、駅の人に速攻聞いてコヴェント・ガーデンまで50分という回答を得て、オイスターカードも前年にチャージしたのが残っていたのですんなり改札を通過し、1825には再び車中の人に。地下鉄なので遅れることもなく時間通りに到着し、駅からROHまではあっという間なので、なんと全く予想外だったことに、普通にボックス・オフィスでチケットを受け取って、荷物をクロークに預けて、amphitheater(最上階)まで登って、自分の席で座って開幕を待つ展開となったのでした。肝心の公演レポは後日。