住民監査請求棄却→住民訴訟へ

これまた報告がご無沙汰してしまった京都会館再整備問題ですが、すいません、やっぱり人間の負の面を書くというのは、あまりにも気が進まないものですから、ついつい筆が後回しになってしまいます。

とりあえず元々期待していなかった監査請求が棄却されまして*1 *2住民訴訟を行う予定です。原告となれるのは住民監査請求で請求人に名を連ねて頂いた方だけなので、その方々宛には別途連絡します。

それ以外の方でも、この件に関心をお持ちの方がいらしたら是非財政支援をして頂けると有難いです。連絡を頂いて振込口座をお知らせするとか、小為替を送って頂くとか、京都市内でしたら集金に回るとか致しますので、是非ご協力をお願いします。
連絡先 じっくり考える会 jikkuri.kyoto@gmail.com


棄却の連絡が来た日の日記をこちらに書いています。請求結果の解説も少ししています。
http://d.hatena.ne.jp/starboard/20120713

また、請求結果はここで公開されています。正直こういう文書を読み慣れていないとしんどいと思いますが、最初に請求人と関係職員の陳述・証拠の提示があって、その後に結果という構成になっておりまして、結果だけならp16から読むとよいと思います。最後の判断のところだけならp32からです。
http://www.city.kyoto.lg.jp/kansa/page/0000125044.html


京都会館再整備問題をまとめて読む場合は こちら

*1:というのは、監査委員の半分は市長の指名による人事なわけで、市長に火の粉が降りかからない末端公務員への処分を求める請求ならともかく、それ以外は元々通る筈がない制度なんですわ。末尾にURLを示しますが、近年の実績を見てもそれは分かると思います。

*2:いえ真っ当な首長なら自分に不利な結果であっても公正で合理的な判断をする人を指名するであろうことを前提とした制度なんですが、監査委員のような力を持つ部門どころか通常業務レベルでもイエスマンばかりを集め、自分の意に反する結果には露骨な態度をとる(←念のため言っとくと、耳に厳しい意見とかのレベルではなく、職員は市長の意図に沿うように動いたが結果的にうまく行かなかったレベルのことですよ、これ)裏表の激しい現市長には到底期待出来ないことです。