オケと歌のバランス?

夜のフラウエン教会


本日の一枚は夜のフラウエン教会です。カラーバランスがお気に入りで、今回の旅行のマイベストショットなのです。

今晩はいよいよボリスの日です。ドキドキ。さてドレスデンについたその日の昨日の晩、折角来ているのだからとゼンパーで当日券を買って、予備知識無しで行き当たりばったりオペラを見てみました。そこで起きた疑問が、オケの音に歌手の声が埋もれている?というものです。なんだろう、オケの音そのものは今まで聞いたものと比較しても、すごく魅力的です。凛として、澄んでいて、でも深くて、それでいて転がるようでもあり。このまま目をつぶって聴いていたい......でもそれじゃオペラじゃないですよね?座席は2階のサイド寄りだったんですが、場所によるのでしょうか。たまにオケが止んでアカペラ状態になって歌手の声がまっすぐ届く瞬間があって、そういうときにはよく聞こえるし声の魅力も細かいところも分かるのですが、オケと重なったとき(つまり殆どの時間)に勝ってないのです。おかしいな、コペンハーゲンで観たフィガロとか、全然そういう印象はなかったんだけど、演目のせいもあるのだろうか?・・・って、今手元に分かるものがないので、演目とか指揮者とか、後で補充します。音の探求はしばらく課題になりそうです。
ああ今日は一体どうなるんでしょう?ドキドキです。ではまた。

追記:公演情報
Hans Werner Henze
L'Upupa und der Triumph der Sohnesliebe
02 July 2009
Conductor: Stefan Lano